From:福元友則
最近やる仕事によって仕事をする場所を変えるようにしてみました。
狙いの1つとして、場所を変えることによって強制的に移動することになるので運動できることです。
なのでだいたい徒歩20分から30分ぐらい移動する場所で探していました。
この移動をするようになって、すごく生産性がアップしたように感じています。
まず、移動をするために時間にメリハリができます。
そのため、締め切り効果が働いて何時までにここまで終わらせようというのが前よりも強く意識するようになりました。
ずっと同じ場所で働いていると、10分遅れることに対してそんなに意識できていなかったのですが、今は所定の時間までに終わらないと、明日に持ち越しになってしまうためなんとしても時間内に終わらせようという意識が働いています。
次に移動でウォーキングをすることによって休憩の質が上がりました。
前も休憩にウォーキングをしていたのですが、時間が違います。
以前は10分ほど、今は20-30分です。
有酸素運動にもなりますし、歩いている間オーディオブック(本を朗読してくれている音声)を聞けばインプットの時間にもなりますし、何も聞かずに歩けば自然と自分だけの、しかも考えるしかない時間をつくることができます。
脳は、刺激を与えると普段とは違うことを思いついたりするそうです。
アイディアを思いつくのは、シャワーを浴びている時とか、歩いている時(血のめぐりがよくなっている時)に多いと言われています。
やってみるとわかりますが、見える景色が変わったり、物理的に移動することによって気分もすっきりします。
イライラしていても、まあいっかとなるかもしれません。
さらに場所によってやる仕事を変えることで違う仕事を同時に進めることができます。
同じ場所では、同じタイプの仕事をするようにしています。
以前から商品開発をするのと、お客さんとミーティングをしたりアドバイスをするのは同じ時間帯にやらないようにしていていました。
それを同じ場所でもやらないようにしたということです。
僕の場合、移動して仕事をするのは1箇所でだいたい90分から120分ぐらいにしています。
その時間をすぎると、また違う場所に移動して仕事するようにしています。
小休憩をいれて1セットか2セットできる時間になります。
1セットはだいたい50分仕事して10分休憩する感じです。
あまり厳密にやらないようにしていますが、調子がよくて集中しすぎると90分ぐらいで集中が完全に切れて、疲労感も感じます。
ここまでやってしまうと脳が回復するのに時間がかかりますので、また移動しながら気分転換をして休憩したりしています。
こうすることによって、緊急ではないけど重要な仕事をやる時間をきちんと確保するようにしています。
特に忙しい時ほど、緊急な仕事ばかりになってしまって、振り返ってみると経営的に何を進歩していないことに気づき、時間を浪費してしまったなと感じるものです。
そうならないためにも、重要な仕事をする場所を、職場以外にみつけてみてはいかがでしょうか?
おすすめは徒歩20-30分圏内の場所です。
静かなほうがいいですが、あまり静かすぎると集中するまでに時間がかかってしまうので少しだけ気にならない程度で音がしたり、会話が聞こえるぐらいがいいかもしれません。
また人の目がある方がサボりにくいので、個室ではないほうがいいかもしれません。
繁忙期になると、長時間労働になり、自然と生産性が落ちていくものです。
結果さらに長時間労働になっていくという悪循環に陥りがちです。
ですから、うまく休憩をとるなどして生産性をあげ、できるだけ短時間労働になるようにするべきです。
また経営者は、繁忙期でも経営の仕事もしなければいけません。
そんな時は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
ー福元友則