From:高名一成
売れる商品とは何か?
それはいい商品ではありません。
いい商品だからといって売れるとは限りません。
売れる商品とは顧客から求められる商品のことです。
言い換えると、顧客に必要だと思ってもらえる商品のことです。
なので、僕たちは顧客は何を求めているのか?どんな商品にするといいのか?これを考えて商品作りをしなければいけません。
今、税理士事務所の税務顧問に変わる新しい商品の開発が急務となっています。それもいっときだけ求められるものではなく、永続的に顧客が必要とするであろう商品です。
なので、今日は売れる商品作りをするときに一番カンタンな考え方をシェアしようと思います。
それやると顧客はどうなるの?
まず、商品とは問題解決の手段です。この考え方が前提にあります。
これはいつもブログを読んでいるあなたであれば、すでに理解されていることですよね?
次に今の既存客を思い浮かべてください。
すでにあなたのサービスを利用しているので、その商品のおかげで何かしらの問題が解決されている状態のはずです。
すると、次はどんな状態になっていますか?次にどんな問題が発生していますか?
これを深く考えてみてください。
その問題を解決する商品が次に作るべき商品になるということです。顧客はそれを求めているはずですから。
例えば、僕たちでいうとマーケティングコンサルティングのやり方を学ぶ講座を提供しています。
そのケースで考えてみると、講座を卒業した人はマーケティングコンサルティングのやり方を一応習得した状態になります。
その人たちが次に困ることは何かというとだいたいが「自分だけでやるのは不安」「案件が獲得できない」とかなんですね。
なので、ここをサポートできるものは何か?を考えて次の商品を作っていこうと考えていますし、今開発中です。
仮にこれをやらずに他の分野のことをやってしまうと、お客さんは困ってしまうはずです。
この考えが見事的中していると、顧客から求められる商品になるということです。
求められているので積極的な営業は必要ありません。その商品が出来たことをお知らせするだけです。
なので、大切なことは顧客のことをよく知ること。いつも何に困っているのか?自分の商品を使ったあとにどんな新しい問題が発生しているのか?
これをきちんと考えることができると、税務顧問に変わる新しい売れる商品が作れるかもしれません。
毎月の巡回監査のときを思い出してみてください。何かヒントがあるはずですし、これからはそんなことを意識して毎月の巡回監査をやってみてはいかがでしょうか?
あなたの事務所の経営の柱になるであろう商品が見えてくるはずです。
ー高名一成