From:高名一成
セミナー集客をする時に気をつけること。
それは、キャンセル対策を行うことです。
セミナーにはキャンセルがつきものです。申し込んだ人からのキャンセルや当日開催してみたら無断欠席やドタキャンが発生することがあります。
グループワークをやろうと考えていたとしたら、想定通りに出来なくなってしまう可能性もありますし、そもそも少人数のセミナーの場合だとだいぶ雰囲気も変わってしまいます。
僕も以前に経験したことがあります。50名の申込があったのに、当日は半分の25名しかこないとか。5人限定のセミナーを開催したのに実際来たのが2人とか。
実際に、当日の運営にだいぶ支障が出ました。それに、仮に広告を使って集客した場合は、その広告費はドブに捨てているのと同じことになってしまいます。
なので、キャンセル対策をすることはとても大切なことなのです。
2つのキャンセル対策!
セミナーのキャンセルを完全に無くすということは不可能ですが、やれることはやるべきなので、ぜひ次に紹介する2つのことをやるといいと思います。
①有料セミナーを開催する
まずは、無料ではなく有料セミナーにするという対策です。
無料で参加できるセミナーだと高確率でキャンセルが発生します。無料だとちょっとした興味本位で気軽に申し込むことができるので、参加することに対するコミットメントがどうしても弱くなってしまいます。
なので、開催日が近づくにつれ、めんどくさくなったり、興味が薄れてきてしまい、やっぱり辞めておこうと思いやすいんですね。
有料にすることにより、「お金を払ってでもセミナーを聴きたい」という強いコミットメントを取り付けることができるのでキャンセルは比較的減少する傾向にあります。
なので、セミナーは有料で開催することがオススメです。そして、参加費用はセミナー当日の受付で支払うのではなく、事前決済するのがベストです。
また有料という概念とは少し違いますが、デポジット形式にするというやり方もあります。
②リマインドさせる
リマインドとは「思いださせる」「思い起こさせる」といった意味です。
申し込んでから開催日まで期間が空いてしまう場合は、関心度が薄れてきたり、参加して得られるメリットを忘れてしまう場合もあるので、リマインドが重要な役割を果たします。
あらかじめ、スケジュールを決めて、セミナーで得られるもの、過去の参加者の声、セミナーの内容、会場などの詳細連絡といったことを複数回に分けて伝えることで、参加を決めた時の感情をリマインドさせることが可能です。
僕たちはメールでやっていますが、FAXや電話でやることも可能です。
基本的に、参加を受け付けた媒体でリマインドさせるといいと思いますが、あとは相手との関係性の深さによって臨機応変に対応しましょう。
キャンセル対策は集客の一貫です
ぜひ、これらのキャンセル対策は集客の一貫と考えてください。
集客とは「集める」という攻めの行動と「離脱防止」という守りの行動が合わさって出来ています。
そもそもセミナーは企画、集客、コンテンツ制作、フォローアップの準備を事前にしなければいけません。
それも、けっこう手間がかかることばかりなので、キャンセルやドタキャンが出たら、こんなに残念なことはありません。
意外と忘れがちなキャンセル対策ですが、これもきちんと準備をして最高のセミナーを開催してください!(僕たちもたまに忘れてしまうので要注意です!笑)
ー高名一成