営業

マグロを売れる人はスーパー営業マン!?

From:高名一成

 

先週の土曜日は自宅の近所の市場の一般開放日でした。

 

いつもはこの市場では一般の人が買い物をすることはできません。市場の中にある飲食店を利用できるくらいです。でも、奇数月の第2土曜日だけ一般の人向けに販売をする日なのです。この市場は鮮魚の市場なので魚介類を驚きの値段と量を買うことができます。

 

なので、僕は毎回この日は朝から市場で買い物をして、昼からホームパーティーをやるのが恒例となっています。

 

今回はスルメイカを初めて購入し自分でさばいてみました。ちょっと怖かったんですが、なんとかうまくできて美味しく食べることができました!他にもいろいろ買い、充実した買い物になりました。

 

この一般開放している日は朝からたくさんの人で賑わっています。

 

中には1時間待ちの行列になっているお店もあり、多くの人がこのお店目当てで来ているようです。

 

毎回その店だけ行列なので、人気店なんだなと思っていたのですが、最近もう1つ行列ができるお店が出てきました。そのお店は今までもあったんですが、とくに並びもせず買えるようなお店でした。

 

でも、最近では、このお店の方が人気店になっているんじゃいかと思うほど行列ができています。

 

この2つのお店はマグロを売っています。1,000円でパックに入ったブツ切りのマグロを買うことができます。けっこうすごい量が入っているのでかなりコスパがいいと思います。

 

でも、少ない人数で食べようと思うと多すぎるんですね(笑)マグロは保存がきかないので早く食べきらないといけません。

 

新しく行列ができているお店では、こういったお客さんの些細な問題を解決するために量り売りを始めました。これが行列になったひとつの理由のようです。

 

さらにこのお店ではイベントとして「競り」も始めたので周りの注目も集めています。一般の人が競りを体験することはほぼ無いので面白い体験をすることができます。この競りも行列ができた理由のひとつです。

 

これらのことは営業をうまくやるための大切な要素です。

 

営業とは問題解決です。商品を売ることではありません。お客さんの抱える問題を解決するための手段として商品を買ってもらいます。今回はマグロの量り売りということでしたが、こういった些細なことでもお客さんの支持を集めることができます。

 

同じような商品がたくさん並んでいる中、その競争に勝ち抜くためにはお客さんに合わせなければいけません。お客さんに合わせるためには、お客さんのことをより深く理解しなければいけません。

 

お客さんに合わせた上で、ライバルとわずかな違いを作ることが大きな成果につながっていくのです。

 

そして、売る時はイベントが有効です。イベントをやるとお客さんに楽しみながら買ってもらうことができます。楽しませることで売り込み色が消えていくので、より営業がうまくいきやすくなります。

 

あなたのお客さんはどんなことに些細な問題を抱えているのか?あなたはその問題解決をする商品を作ることができるのか?どうやったらお客さんを楽しませながら買ってもうらうことができるのか?

 

ぜひ考えてみてください。

 

ー高名一成

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