From:高名一成
東京で4度目の緊急事態宣言が発令されることが決定しました。
2021年の東京は今日までほぼ緊急事態宣言下にあるので、もう緊急性を感じないというのが正直なところです。
今回は飲食店にさらなる厳しい措置がくだされます。
酒類提供の全面禁止、卸会社も酒を飲食店に卸してはいけないというおふれが出るようです。
卸会社は飲食店にお酒をおろせないとなると売上に大きなダメージを負ってしまいます。
これまで飲食店にばかりフォーカスがいっていましたが、関連業種の悲鳴も見える化されてきています。
これは1つの業種がダメになると関連する業種にも大きな影響が出る典型的な例です。
◯◯がダメになると◯◯もダメになる。
◯◯が良くなると◯◯も良くなる。
こういった現象はビジネスではよくあることですが、これを気にしている人はあまりいません。
実はここの部分をきちんと考えることが経営のリスクヘッジに繋がったり、新しいビジネスチャンスを生むことにもなります。
以前、美容室の顧問先を増やしたいという会計事務所の先生から相談をいただたいことがありました。
美容室を増やしたければ、そう言って紹介をもらうか、美容室に向けた広告をうつのがセオリーです。
ですが、こういったやり方もあります。
それは美容室の卸会社とJVをすることです。
彼らの問題を解決することで彼らの顧客である美容室と関係を持つことができます。
僕が携わった時は美容室の卸会社は付加価値づくりに困っていました。
ただ、商材をおろすだけでは、価格競争になるし、中抜きをされてしまう、、、
彼らはこの問題を解決するために美容室の問題を解決することで付加価値をつけようとしていました。
そこで、その卸会社の方に売上アップの勉強会を開催してもらい、僕と会計事務所の先生で講師を務めました。
勉強会を通して卸会社と美容室の問題を解決しながら、たくさんの美容室と接点を持つことができました。
これは会計事務所、卸会社、美容室のwin-win-winモデルです。
目の前のお客さんだけを見るのではなく、関連業種まで目を光らせていくとそこにはビジネスチャンスがあります。
コロナによって問題ばかり取り上げられていますが、コンサルの観点から見るとそれは全てチャンスです。
それにお客さんを助け、喜ばせることができます。
今、会計事務所や僕たちが世の中の助けになれるチャンスが続出しています。
目の前のお客さんだけではなく、その先に関わる人たちはどんなことで困っているか、、、これを考えてみてください。
アンテナ高く目を光らせながら、お客さんを助けながら自分たちも良くなっていきましょう!
ー高名一成
PS.
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