From 福元友則
新しいことに取り組まなければと考えている先生はたくさんいらっしゃいます。
でも、何をやったらいいのかわからなかったり、情報収集ばかりで前に進まなかったりという先生が大半でしょう。
好奇心旺盛な人を除くと誰でもできれば現状を維持できたほうがいいからです。
ましてや苦労して税理士の資格を撮ったのですからなおさらでしょう。
しかし、ビジネスには儲かるビジネスと儲からないビジネスがあるものです。
ほとんどのビジネスは時間とともに儲かりにくくもなるものです。
新しいビジネスのほうが儲けやすいのも事実。
ですから様々な会社が生き残りをかけて色んな新しいビジネスに次々とチャレンジしているのです。(大企業は儲け続けなければいけませんから、常に新規ビジネスにチャレンジしていかなければいけないんですよね。)
税理士業も先行きは明るくないです。
ある時クライアントの先生が
「うちのスタッフはまだ税理士で食べていけると勘違いしていて困る」とおっしゃってました。
地域No.1事務所でもこのままでは生き残れないという危機感があるということです。
ではどんなことをはじめればいいのでしょうか?
仕事を選ぶ時には、できるだけ好きなことに近いことをやったほうがいいです。
その道のプロになるには、それなりに継続した時間を投資しなければいけませんから、それが嫌いなことだと続けるのが苦痛になってしまうからです。
その上で、資質の強さ(強み)×スキルアップできる環境×市場特性で影響します。
自分の強みと離れたことをやっても頑張って人並みになれるぐらいです。
残念ですが、これではそのビジネスで食べていくだけで精一杯になってしまうでしょう。(いい時でそれぐらいですから、不景気だったりなにかアクシデントがあると生き残るのが難しくなってしまいます。)
強みを活かせれば、頑張れば頑張るほど上達するので早かれ遅かれその道の1流になることができます。
ここでポイントなのが、頑張れば頑張るほど1流になれるというところで、強みがあっても1流になれない人もいます。
(しかもたくさん、、、)
それがスキルアップとその環境づくりです。
プロとしてスキルを磨き続けるのは当たり前のこと。
ですが、継続するのは大変です。
モチベーションがある時はできるけど、ない時はできないではいけません。
ですから、受動的にスキルアップに取り組めるようにその環境づくりが重要になってくるのです。
そのためにはどこかのコミュニティに所属したり、勉強会に参加し続けたりということが必要になってきます。
そして、市場特性です。
トレンドが来てるときは儲けやすかったりと、同じビジネスでも儲けやすい時と儲けにくい時があります。
ですので、何をはじめるのかと同じぐらいいつはじめるのかというのも重要になってきます。
慎重になりすぎて参入タイミングを逃してしまっては意味がありません。
ベストのタイミングで参入するのは難しいので、ピークが来る前に参入するように心がけましょう。
ぜひ時間をとって考えてみてください。