From 福元友則
先日、衆院選挙がありましたね。
事前の予測と違い自民党が底力をみせつけたとか、維新の会が躍進したとか。立憲民主党は残念だったなど色んな見解や意見があると思います。
以前もお伝えしたと思いますが、このメルマガで僕の政治観などについて述べるつもりはありません。
ですので、どの党のどの政策がよかったなどの話をするつもりはないのですが、維新の躍進の仕方がとてもビジネス的だなと思ったのでそのことについて触れていきたいと思います。
今回、維新の会は議席を約4倍に増やしました。
その理由は何か?
維新の会が他の野党と違うところは彼らも行政を行なっているという点です。
代表の松井氏は大阪市の市長ですし、副代表の吉村氏は大阪府知事です。
維新の会は他の野党と違い実際に行政を行なって、その上で国政について政策などを述べています。
つまり彼らには今まで言うことを実行してきたという実績や信用があるというのがとても大きなポイント。
そうした信用の積み重ねが未来に実現させたい国家観や政策に対しての信頼を生んだ結果が今回の大躍進につながったと感じました。
コンサルでもそうですし、どのビジネスでも基本的には同じになりますが、だいたい成長するビジネスはこういう成長の仕方をします。
まずはどこか、何かで結果を出す。
その結果をもとに成長できる分野に進出する。
これ(投資と成長)を繰り返すことでビジネスを大きくする。
こうした公式のもとに会社を大きくしていっています。
逆に会社をなかなか成長させれない社長は、最初の結果を出すところでつまづいていることが大半です。
お客さんに結果を出して実績をつくることよりも自分の売上を増やすことが先決だと考えているからです。
やるだけやってうまくいかなかったらどうしようとか、それでは儲からないとかそういう考えが邪魔して先に進めないのです。
またこうしたやり方は遠回りに感じてショートカット、効率よく近道を行こうとします。
しかし「急がば回れ」です。
急いで物事をなしとげようとするときは、危険を含む近道を行くよりも、安全確実な遠回りを行くほうがかえって得策だということです。
そしてこれを実践していくためには何が近道で何が遠回りなのかを把握しなければいけませんし、当然ビジネスのロードマップが必要になります。
これらは専門家の第3者が入らないとなかなかできることではありません。
ですからこうしたアドバイスやサポートをぜひ先生から顧問先にしていただけたらと思います。