From 福元友則
業績向上するためには儲かる仕組みをつくる必要があります。
儲かる仕組みをつくることで継続的に業績を向上させることができるようになります。
儲かる仕組みができていないと、、、
売上は上がっているのに利益が減ったなんてことになりかねません。
集客はうまくいっているのに売上が伸びていかないなんてこともあります。
それから、セールスはうまくいっているのに売るお客さんがいないなんてこともあります。
売上や利益もいいんだけどキャッシュフローがうまくいっていないなんてこともあります。
儲かる仕組みがあったんだけど、最近右肩下がりに売上が落ちていっているなんてケースもあります。
ほとんどの中小企業や顧問先はこれらの項目に1つ以上当てはまるのではないでしょうか?
これらは儲かる仕組みがなかったり、儲かる仕組みが古くなったりすることが原因で起きている問題かもしれません。
業績をよくするためには、間接費を増やさないようにしなければいけません。
間接費が増えると経営が重くなります。
中小企業の強みの1つが身軽さになるはずなのに、間接費が重くて身動きが簡単にとれなくなると非常にまずい状態です。
また景気がいい時、売上がいい時ばかりではありません。
景気が悪い時、売上が悪い時にも存続できるような間接費の割合を心がける必要があります。
できるだけ売上に関係する直接費に投資をし、間接費は減らすよう指導しましょう。
マーケティングやセールスの比重が小さい会社、特に社長の仕事のうちの比重が小さい会社は業績が伸びにくいです。
またやるにはやっていても、やりっぱなしになっていたり、誰が何をやっているのかわからない会社もたくさんあります。
週報や月報をつけるようにして、活動が業績向上につながるように改善していくことが必要です。
また商品や製品の値付けがいい加減な会社もたくさんあります。
商品ごとのマーケティング上の役割がはっきりしていないためです。
もし利益率が一律になっているようなら危険です。
儲ける商品は高い利益率を設定したり、よく売れる商品の利益率を高くするなどしないとどれだけ売ってもキャッシュフローは改善されません。
商品ごとの利益率の設定は戦略が重要なのです。
またいつまでも古い商品を売っていることもあります。
商品開発や新しい商品を探していないと、お客さんにとっての魅力が減っていき競争力を失ってしまいます。
売上や利益とは別に常に新しい商品を探したり開発したりすることが業績向上のためには欠かせないのです。
どれかはできていてもどれかができていなければ仕組みとして機能していないことになります。
そして中小企業の場合、残念ながらどれもできていることは非常に稀です。
ということは先生や税理士事務所にとってはチャンスということです。
そこに顧問先の課題があるからです。
ぜひ顧問先にアドバイスをして事務所を成長させていきましょう!