From 福元友則
今年も残すところ3日となりました。
昨日で仕事納めの事務所や、今日で仕事納めの事務所が大半なのではないでしょうか?
事務所は休みでももう少し仕事をするよっていう先生もいらっしゃるかと思いメルマガを書いています。
年末調整であったり、月末業務であったり、先生によっては年度末業務であったりするでしょう。
ですが、体は静養、頭は来年の計画というのが年末年始の過ごし方としておすすめです。
毎年この時期に来年の目標をたてる先生も多いかと思います。
そして毎年この時期に目標が達成できたかどうかや、1年の振り返りをされることでしょう。
そして目標達成できなかったなとか、忙しくてあまり行動できなかったなと振り返る人の方が多いでしょう。
これではいけないなと思うかもしれません。
でも大丈夫です。
みんなそうですから。
今年の振り返りではできなかったことばかりではなく、できたことも振りかえってみてください。
成長を実感すること、前に進んだことを確認することはとても大切です。
振り返りの時に考えてもらいたいことがあります。
それが時間の使い方です。
何にどれぐらい時間を使っていたのかということ。
個人でも事業でも成長している人に共通する特徴があります。
それは成長のために時間を使っているということ。
まだそれが成果にまでつながっていなくても問題ありません。
まだ芽が出る前の根をはやしている段階なだけです。
例えば竹をイメージしてください。
竹は成長が早いことで有名です。
1日で1メートル伸びることもあるとか。
つまりある時急成長するということです。
竹は最初の3年間ほどは全然成長しないそうです。
でも本当に成長していないわけではありません。
目に見えるところで成長していないだけ。
地中で根を成長させています。
将来どれだけ高い竹になれるかは根で決まります。
20メートルの竹になるには、その分だけ準備の時間が必要なのです。
人間の成長もこれと同じです。
何かをやりはじめてすぐに目に見えて何かが変わることばかりではありません。
でもそうした将来に向けた準備の時間をコツコツ積み上げていくことで、ある時急成長を迎えることができます。
ですから、こうした時間を普段から少しでも1日10分でも、1週間で30分でも、1ヶ月で1時間でもとってください。
この時間の積み重ねが10年後の自分や事務所をつくります。
ぜひ振り返りではこうした時間をどれだけとれたか、その時間を何に使ったのか、来年こうした時間を増やすにはどうしたらいいかを考えてみましょう。
よいお年をお迎えください。