経営戦略

そのSWOT分析、大丈夫?

from 福元友則

 

経営では強みが大切だと言われています。

 

例えば有名な経営のフレームワークにSWOT分析があります。

 

このメルマガを読んでいる先生なら1度は聞いたことがあるでしょう。

 

それだけでなく顧問先に指導している先生も少なくないでしょう。

 

SWOT分析とは会社を分析するときに、その会社の強みと弱み、チャンスと脅威をあぶりだしこの4つの点から経営戦略を考えるというフレームワークです。

 

SWOT分析をやると必ずでてくるのが強みなのですが、、、

 

先生の事務所の強みは何でしょうか?

 

もしくは先生の事務所の強みはなんでしょうか?

 

SWIOT分析をすることはできるけれども、そこからいい経営戦略がつくれないという人がたくさんいます。

 

もしかしたら先生もそうかもしれないですね。

 

なぜSWOT分析からいい戦略がつくれないのか?といったら、強みにもいい強みとそうでもない強みがあるからなのです。

 

まずそうでもない強みの代表例は商品力とか商品がいいことです。

 

なぜ商品力がいい強みではないの?とよく聞かれます。

 

ただしくは商品力を活かすにはある条件が必要だからなのです。

 

そしてこの条件はたいていの商品力がうりの中小企業にはないからなのです。

 

こういう会社の弱みの欄にはたいてい営業力があがっています。

 

売るのは苦手だがモノはいい。

 

こういう会社、中小企業や顧問先に多いと思いません?

 

そしてこういう会社の業績ってそんなによくないことが多いですよね?

 

そもそも商売とは売ってなんぼです。

 

商品がいいものかどうかはお客さんが買ってくれてはじめてわかることです。

 

商品に満足してくれればリピートしてくれますし、商品に満足してくれなければリピートしてくれません。

 

しかしこれは買った後のこと、セカンドセールス以降のことです。

 

はじめてのセールスでは商品がいいから買うなんてことはありません。

 

商品がいい会社、商品力を高めることに注力している会社は業績不振になりやすいのです。

 

それは世の中をみていてもわかります。

 

販売を代行するという会社はたくさんあります。

 

しかし商品づくりを代行しますという会社はあまりありません。

 

とういうのも売るのが苦手でビジネスをしている人のほうが多いからこうなるのですよね。

 

ですので、強みが営業力になる事務所をつくりましょう。

 

売る力をみにつければライバルを大きく引き離すことができます。

 

そして希少な事務所になることができお客さんからみても明らかに差別化された事務所にすることができます。

 

強みは先天的なものではなく、意図的につくるものです。

 

ライバルの弱いところ、苦手なところを強みにすることができれば競争優位になるのは自明の理ですよね。

 

ぜひ売る力を身に着けていきましょう。

 

PS.
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