経営戦略

今後のために今税理士が取り組んでいることは?!

from 福元友則

 

今日から8月。

 

早いもので2022年もう7ヶ月が過ぎたことになります。

 

暑い日が続きますがそれもあと2週間ぐらいのこと。

 

たぶんお盆過ぎぐらいからは少し涼しくなってくれることを期待しています。

 

とても過ごしにくい時期ではありますが、ぜひ今からお盆休みにかけて考えてみてほしいことがあります。

 

それを紹介する前に今取り組んでいることの重要度をチェックしてみてください。

 

ビジネスのチャンスをみつけ、それに取り組めているでしょうか?

 

見込み客や顧問先が以前より今のほうが先生のビジネスに関心を持ってくれているでしょうか?

 

彼らは先生にお金を払いたい、あるいは先生のいうことに耳をかたむけるようになっているでしょうか?

 

今取り組んでいること、取り組もうと思っていることはその労力にみあうだけのチャンスでしょうか?

 

もし今取り組んでいることの重要度が低い場合、次のどれかに該当するはずです。

 

①見込み客や顧問先がより少ないコストで多くを求めている(ように感じる)

 

②見込み客や顧問先の注目度や関心度が落ちている(ように感じる)

 

③見込み客や顧問先が先生や先生の事務所の中核的能力をはるかに超えた新しい要求をしてくるようになったり、求めるようになってきた(ように感じる)

 

④現状維持のためだけにより多くの労力や時間などコストがかかるようになってきた

 

正直、税理士事務所の現状を考えるとこれらのことに該当する先生や事務所はけっこうあるのではないかと思います。

 

色んな先生の話をきいていても①や④をよく聞くからです。

 

そして色んな業界をみてみてもこれらのことが起きたあとでその逆のことが起きることはまずないのが事実です。

 

一度顧客がより安さを求めはじめた業界が突然値上がりすることはまずありません。

 

現状維持によりコストがかかるようになっている業界が、突然現状維持のためのコストがかからなくなることもありません。

 

これらのことはこの先もずっと続くと思って間違いないです。

 

しかもより極端になっていくと思っておいてまず間違いないでしょう。

 

今よりずっと安い顧問料で今よりいい仕事を求められるようになるでしょう。

 

今の顧問先を維持するためには今よりずっとコストがかかるようになるでしょう。

 

こうしたことに気づきはじめた先生から順番に新しいことに取り組み始めています。

 

いかにして税務顧問への依存度を下げるかに取り組んでいる先生が増えていっています。

 

こうした先生や事務所を次世代型税理士事務所と呼んでいるのですが、こうした活動は1部の先生のものではなくなりつつあります。

 

今後も生き残り成長する税理士事務所をつくるためにも先生もぜひ次世代型税理士事務所づくりにチャレンジしていってください。

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