from 福元友則
今までたくさんの会社や社長、税理士事務所や先生を見てきました。
たくさん見ていくとそのうち目の前のお客さんを見ているだけでは気づけないことに気づいたりします。
業績がいい会社、税理士事務所には共通することがあります。
業績が悪い会社や税理士事務所にも共通することがあります。
社長、個人個人を見ていたり話を聞いているとそれぞれ違うことを考えていたり行動しているように感じるのですが意外とそうではないということです。
今うまくいっている会社や社長、先生に通じることの1つに差別化があります。
No.1よりオンリーワンを目指しています。
ほとんどの先生も社長もNo.1を目指しています。
というと、そんなことはないよと思われるかもしれませんが、、、
他と変わらないことをしているということはNo.1を目指す経営をしているということ。
つまりNo.1の会社や事務所と戦って勝てるかどうか、勝つためにどうするのかということを考えてなくてはいけません。
しかし現実はよそのマネや参考をしているだけのことが多いです。
No.1を目指さないと業績がよくならない勝負をしているのにNo.1の会社や事務所を意識しているわけでもありませんし、もちろん勝負しているつもりもないでしょう。
それで商品がどうとか、人材がどうとか、営業がどうとか言っていますが、それらが何か変わっても多少の業績改善は見込めるものの業績や経営に大きなインパクトはないでしょう。
そもそもの大本の戦略を選んでいなかったり、選択が間違っているのですから。
余程の野心家でもない限りはオンリーワンを目指すことをおすすめします。
ライバルは周りとほとんど変わらない商品、営業方法、戦略で経営しています。
ほんの少しの改良よりも安いほうをお客さんは好みます。
改良ではなく、他との違いが重要なのです。
これと似ているけど、ここが改良されています。というような説明しかできないではいけません。
そうではなく、これとは全く違うものです。と説明できなければならないのです。
今よりもっと競争が激しくなればより一層こういった違いが重要になっています。
今よりもっとお客さんが経済的にしんどくなればより一層こういった違いが重要になってきます。
オンリーワンになるための差別化、そうなってから取り組むのではなく、今から取り組むことをおすすめします。