From:高名一成
一昨日の日曜日は東京マラソンがありました。
雨が降る中、大変だったと思いますが、ランナーの人たちは相当気合が入っていたはずです。なにせ、東京オリンピックのマラソン出場選手を選考するためのレースですからね。
注目の大迫選手が途中棄権するなどの大番狂わせもありましたが、ランナーのみなさんはコンディションの悪い中、本当にお疲れさまでした。
僕はマラソンに詳しいわけでも、そこまで興味があるということではありません。でも、今回のマラソンのニュースを見て、とうとうオリンピックが来年なんだなと思いました。
東京開催が決まった直後はまだまだ先のことだなんて思っていたのに早いものです。でも、オリンピックを経験したことがないので、その時の東京がどんな風になるのか想像ができません。
とりあえず、人口密度がすごいことになるんだろうなということくらいは予想できますが。
でも、僕たちはオリンピックの影響が世の中の会社にどんな影響をもたらすのかきちんと予測しなければいけません。大きなビジネスチャンスとリスクヘッジをしなければいけないことがあるはずです。
たくさんの人が集まるのであれば、それだけその地域に特需が生まれることは容易に予測できます。
例えば、ホテルなんかは空室が無くなり宿泊するのが困難な事態になるのではないでしょうか?(定期的に出張に来てる人は要注意ですね!)
それに併せて店舗ビジネス系もすごい特需が生まれるはずです。飲食店なんかは週末の忙しさや売上に近いものが平日に起こるかもしれません。
売上を増やすときに大切なことは売れるときに売り切ることです。売れない時期の売上を伸ばすことより、売れる時期の売上をさらに伸ばす方がカンタンだからです。
売れる時期というのはお客さんのニーズがあるということなので、集客は比較的カンタンにできます。集客ができれば、そのお客さんの客単価をあげる施策もできます。
お客さんの膨大なニーズが生まれ特需となりますが、その特需を売上に変えるために何をやるかが重要です。
売上を増やすには、新規客を増やす、リピート率を増やす、客単価を増やす、この3つです。この時期にどんなマーケティングをやるかで、その時の売上やその後の売上が大きく変わってくるでしょう。
もし、あなたの顧問先が東京にあれば、何をやった方がいいかは今からイメージを膨らませておいてください。時期が近づいてきたらアドバイスをして入念な準備をしましょう。おそらく、ライバルも何かを仕掛けてくるはずなので、そこに負けない様な準備をしましょう。
一生に一度あるかないかの大きな特需です。
東京以外の会社でも何かできないか?を考えるのはビジネスチャンスです。ぜひ、この時期にできることを考えて、売上を最大化させてあげてください。そして、オリンピック以外にも何かお客さんのニーズが高まる時期を探してください。
でも、ひとつ注意点があります。
どんな特需が生まれようが、いつだって大切なのは既存客です。新規客の対応でてんやわんやになって既存客にイヤな思いをさせない様にだけ気をつけるようにアドバイスしてあげてくださいね。
既存客の信用を無くすと、特需終了後に悲惨な状況になってしまいますから、、、
ー高名一成