経営戦略

なぜ人はモノを買うのか?その理由を理解しよう!

from 福元友則

 

マーケティングの専門家をやっていて思うこと。

 

売れることと儲かることは違うということ。

 

売りたいだけなのか、儲けたいのかによって売り方も変わるということ。

 

当たり前のことなのですが、これをわかっていない人がほとんどです。

 

現代のSNSが浸透した情報化社会は、基本お客さんが優位な市場になっています。

 

お客さんが優位な市場というのは、利益を出しづらいということ。

 

モノを売るのはそんなに難しいことではありません。

 

どこよりも安くして、どこよりもお金をかけて宣伝する。

 

これをやり続けれれば、売るのに困るということはありません。

 

ただ儲からないです。

 

売って儲けれないとなると続かないです。

 

だからお金がない会社はこんなやり方をしてはいけません。

 

中小企業は、売ることで儲けなければいけません。

 

でも、お客さんはできれば1円でも安く買いたいもの。

 

なので普通に売ればどんどん価格競争に巻き込まれていきます。

 

価格競争に巻き込まれれば、当然儲からなくなります。

 

なので、儲かるように売ることが重要になってきます。

 

セールスとは1円でも高く売ることです。

 

お客さんが1円でも安いほうがいいと思っているのに1円でも高く売れなければなりません。

 

すると売り方にこだわる必要がでてきます。

 

高く売れる人と安くしか売れない人がいます。

 

高く売れる人はわかっていて、安くしか売れない人はわかっていないこと。

 

それは欲しいものと必要なものは違うということです。

 

「子供の参観日に行くのに新しい服が必要だ。」

 

「こんどのデートにどうしても新しいバッグが必要なの!」

 

「社長なのだからもっといい車にならなければいけない。」

 

「会社を大きくするためにはもっといいオフィスが必要だ!」

 

こういった話をよく聞きます。

 

この話を聞いた時に注意しなければいけません。

 

本当は必要ではないからです。

 

欲しいものと必要なものは根本的に違います。

 

そして人の購入のほとんどは必要性ではなく、欲求からきています。

 

必要性にアピールして売っても売れるには売れます。

 

しかし必要だから買うものは安くしか売れません。

 

もし売ることで儲けたければ、欲しいものを売らなければいけません。

 

しかし必要なものを売るのに比べて、欲しいものを売るというのは難しいです。

 

必要なものは商品があることを知らせればそれで売れます。

 

しかし欲しいものを売るには、お客さんの欲求を刺激し欲しくさせてから売る売り方を身につけなければいけません。

 

儲けたければ、儲からない売り方をやめましょう。

 

そして儲かる売り方に変えていきましょう。

 

顧問先の社長のアドバイスの参考にしてください。

 

先生の事務所のマーケティングも見直していきましょう。

 

 

 

 

 

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