From:高名一成
いつもメルマガを読んでくれている人は知ってると思いますが、僕の趣味は料理です。
そんな趣味の料理なんですが、いま鮨を作るのにハマってます。
シャリ酢作って…
シャリ酢をご飯と混ぜてシャリにして…
煮切り醤油作って…
魚捌いて…
エビ仕込んで…
握って…
etc…
たぶんお鮨さんがやっているであろう工程をイチからやってます。
自分でやってみて分かりましたが、鮨はとても大変。
こんな大変でさらに美味しいんだから鮨が高いのは納得です。技術などの付加価値を考えると安いんじゃないかとすら思いました。
そんな自宅鮨ですが、しっかりやったおかげでとてもうまくできました。
特にシャリと醤油はバッチリで、そこら辺のお店は超えたんじゃないかと思ってます 笑
(学生時代に鮨屋でバイトしてたんで鮨は握れます)
ですが、魚は難しい。
目利きもできないし、捌きも下手くそ。まだまだ修行が必要です。
今回、自宅で鮨作ってみて、自宅鮨のとあるデメリットに気づきました。
それはいろんな種類のネタが食べれないことです。
自宅だと魚を捌くか柵を買ってくるかになるので、それだと1種類の量が多すぎるんですよね。
これも食べたい、あれも食べたいと思っていろんな種類を買うと、とんでもない量になってしまうので2種類か3種類くらいしかいけません。ウチは3人家族ですし。
もっと、たくさんの種類のネタ食べたいな〜と思っていたら、隣の駅でいろんな魚を少量で小分して販売している鮮魚店があることを知りました。
行ってみると、ちょうどいい量のパックで売っていたので、いつもより多くの種類を仕入れることができたんですが、お会計でビックリ。
いつもより3倍くらいの価格になっていたからです。
全体の量は前と同じでも、小ロットで種類を増やせば高くなるのは当然かもしれませんが、まさかこんなに違うとは…
これは僕の鮨作りからの客単価アップの体験談ですが、ここからあなたに伝えたいのは、これを税理士事業に活かせないか?ということです。
税理士事業は一般的に税務顧問契約という商品1本で事業が成り立っています。
これは残念ながらマーケティング上の弱みです。基本的に単品商売は事業を成長させにくいからです。
もし、いま単品商売で事務所の成長が鈍化しているようでしたら、商品を増やすことでそれは突破できるでしょう。
それから、単品商売だけど事務所は成長出来ているとしたら、それは損をしてる可能性が高いでしょう。
商品を増やすことでその成長はもっと大きく、もっと楽にできたはずですから。
そこで、税務顧問というパッケージを細分化して小分けされた商品にできないでしょうか?
細分化した1つ1つのサービスに価格をつけて商品の種類を増やせないでしょうか?
細分化したサービスをいくつも売ることで顧問料の単価アップはできないでしょうか?
もし、ちょっとそれは難しいんじゃないだろうか…と思ったら、一度その思考をリセットしてみてください。
他の業種で出来ているんですから出来ないことはありません。
実際、これをやって顧問料を2倍にしている税理士はウチのクライアントにいます。
客単価を高める時は既存客に売れる商品を作って売ることがセオリーですが、サービス業の場合は今の商品を細分化することで商品を増やすのもいいでしょう。
ぜひあなたも商品を増やして顧問料の単価アップに取り組みましょう。
-高名一成
PS.
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