From:高名一成
先日、家族でいつもお世話になっている割烹料理店の10周年のお祝いに伺いました。
このお店は食事が格別に美味しく、オープン当初から通い続けています。
実は、お店がオープンした日と娘の生まれた日が同じで、個人的にとても特別な思い入れがあります。
そんな理由もあって、オープン当初は自分でもVIP客だったのではないかと思うほどの頻度で通ってました(笑)
そして10年が経ち、お店も娘も10歳に。
今回は店主と一緒に、お店と娘の10歳の誕生日をお祝いをしました。
娘には、割烹料理店では普通出てこないであろうチーズinハンバーグを特別に作っていただきました。
その特製チーズinハンバーグを僕と奥さんが「あー、美味しそう…」と羨ましそうに横目でじーっと見つめる中、娘は一口食べるなり「こんなに美味しいハンバーグ、今まで食べたことがない!」と満面の笑みで大興奮。
僕たちの視線をよそに、夢中になってあっという間にペロリと完食してしまいました。
僕は店主と1年目のあの時はお互いこうだったね〜なんて懐かしい話をしながら食事を楽しみました。
起業10年ってひとつの節目ですよね。
でも起業10年を迎えられる会社はどれくらいあるのでしょうか?
起業して10年生存する確率は1割にも満たないというのはけっこう有名な話です。
いろんなデータがあるので、これが本当にそうなのかどうかは分かりません。
ただ、肌感でいうとこれに近い水準なんじゃないかと思います。ゾンビ企業みたいなのを省けばもっと少ないのかも…
ここら辺は税理士であるあなたの方が具体的にイメージできるかもしれませんね。
では、なぜ9割の企業は10年持たないのでしょうか?
その理由を先日リリースされたChatGPTの「GPT-5」という最新モデルに聞いてみました。
GPT-5が言うには、
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【理由①】売上(マーケティング・市場対応)
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・売上の減少・集客力不足
・市場ニーズ不在/差別化不足
・経営者のマーケティング
・営業力不足 ・競争激化への対応遅れ
ポイント:「売れる仕組みがない」「差別化できない」「市場変化に対応できない」など、売上面の問題は最も倒産要因として多く、改善にはマーケティング戦略の構築が不可欠。
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【理由②】人(経営者・スタッフ・後継者)
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・人材採用
・育成の失敗
・経営者の健康
・モチベーション低下
・後継者不在
ポイント: 小規模企業ほど経営者依存が高く、経営者の力や人材の質が事業継続に直結する。採用・育成も「マーケティング視点」での魅力づけが必要。
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【理由③】お金(資金繰り・収益構造)
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・資金繰りの悪化
・利益率の低さ/価格設定の甘さ
・過剰な先行投資による資金枯渇
ポイント: 黒字倒産の典型例。利益構造やキャッシュフロー管理が弱いと、売上があっても資金ショートで終わる。値決めや粗利改善も含めた財務戦略が必須。
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この3つの理由だそうです。
「売上」「人」「お金」これは経営者のお悩みTop.3だと言われていて、企業の破綻原因はだいたいこれのどれかです。
ですから、GPT-5の回答はかなり的を得ているでしょう。
税理士はこの中の「お金」の部分をサポートしているかと思います。
ただ、GPT-5先ほどの回答に続けて、、、
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お金の問題は結果であって原因ではない。
資金繰りが苦しくなるのも、利益率が低いのも、人の問題も突き詰めれば「売上」の問題から始まっている場合が多い。
売上が安定していれば、資金の余力は生まれます。
その余力があれば、人材に投資できます。
優秀な人材が集まり、サービス品質が上がれば、さらに売上は伸びていく。これが正の循環です。
逆に、売上が減れば、その影響はまず資金に、次に人に波及します。
資金不足で採用や育成ができなくなり、人材流出や品質低下が起こる。
そしてまた売上が落ちる。これが負のスパイラルです。
ですから、マーケティングの改善をして売上の問題を解決するのが、すべての出発点なのです。
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と言っていました。
企業の破綻原因は「売上」「お金」「人」このどれかですが、中小企業にとってお金の問題も人の問題も全て「売上の問題」です。
人の問題もお金の問題も解決するには資金が必要です。
大企業であれば、その資金をいろんな方法で用意することができますが、中小企業は売上を増やすことで資金を集めなければいけません。
ですから中小企業はお金の問題も人の問題も「売上の問題」として捉えてマーケティングに取り組む必要があります。
僕たちもマーケティングに取り組むことは企業を成長させるための最優先事項だと考えていますが、ChatGPTも同じでした。
ぜひあなたもマーケティングを学びマーケティングに取り組みましょう。
そして、マーケティングを顧問先に指導するという視点も持ってみてください。
あなたが顧問先のマーケティングを指導するということは顧問先の成長に10年、20年と貢献できるし、顧問先を守れるということです。
そんな税理士に見てもらいたい!と思う経営者は多いはず。
これが選ばれる税理士になる秘訣ではないでしょうか?
-高名一成
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