From 福元友則
「過去最高売上が出ました。」
これは商売繁盛の会の参加者の言葉です。
色んな参加者の方から成果報告をいただきます。
商売繁盛の会の内容を実践することで売上が増える人は珍しくないです。
成果を聞くのはいつでも嬉しいことですが、過去最高となると余計に嬉しいものですね。
だいたい飲食店は通常12月が1番売上が多いものですが、8月に過去最高を更新するということは12月の売上がさらに楽しみになります。
ところで、過去最高売上を更新するには何をすればいいのでしょう?
ある程度、集客ができているけど売上が伸び悩んでいるお店を顧問先にもつ先生はぜひ参考にしてください。
集客ができていないお店の売上を増やすのはかんたんです。
集客を頑張ることと、その集客のコストを用意できるようにすること
この2つが課題になるので、対策ははっきりしています。
対して、ある程度集客ができているにもかかわらず売上が伸び悩んでいるお店はそうはいきません。
集客を頑張ってもキャパがそんなにないのであれば、売上に反映されないからです。
そこで重要になってくるのが、何を課題設定するか?
集客ではない、何かになります。
例えば単価アップとか。
客数が同じで単価をあげれば、売上は増えます。
ですが、単価をあげれば客数は減ってしまいます。
ここが悩ましいところ。
なので課題設定が間違っていると判断してしまう人もいますが、課題設定はあってます。
対策というか方法論がまちがっているのです。
客数を減らさずに単価をアップする方法をとらなければいけないのです。
通常、お店はお客さんが勝手に利用してくれた料金が単価になっています。
これでは単価アップはしません。
自分たちで単価を作りにいくことが重要です。
その単価になるように手を打たなければいけないのです。
それを試行錯誤することが売上を更新するための方法なのです。
僕が教えているのは、そうやって色んな人が試行錯誤してうまくいったことだったりします。
ビジネスを飛躍させるためには、既存客の単価アップが必須です。
これは顧問先でも税理士事務所でも一緒です。
既存客の単価アップ。
顧問先へのアドバイスと同時に事務所でもどう取り組んでいくか考えてみてください。