from 福元友則
10月、11月は色々な勉強や情報収集する期間にされる先生も多いかと思います。
例えば、読書。
同じ読書をするにしても、そこから引き出せる効果は読書の仕方によって違ってきます。
セミナーについても同様です。
セミナーの受講の仕方によって、そこから引き出せる効果は変わってきてしまいます。
時間やお金を投資するのなら、そのリターンをできるだけ大きくするべきです。
そのため、読者や学習の仕方についても研究していています。
そこで今回は、学習の仕方のポイントをたくさんある中からいくつか紹介します。
結果を出す学習法ポイント1:マルチモーダル学習
色々学習してもなかなか結果に結びつかない人に共通していること、
逆に結果に結びつける人に共通していることがあります。
結果が出ない人ほど受け身で学習し、結果が出る人は積極的に学習しています。
セミナーを受ける時にレジュメをみながら、講師の話を聞いて終わり。
これでは、結果に結びつけられません。
では、積極的に学習するとはどういうことでしょうか?
人は、できるだけ多くの感覚を使ったほうが脳の定着が上がるようにできています。
ですので、ただ見る、聞くだけでは不十分。
そこに書くという積極的な行動を加えたり、調べる、考えるといった次の行動をできるだけ早くするべきなのです。
その場で調べれなければ、○○について調べるとメモをするようにしてください。
また文字を読むだけでなく、音声を聞く、動画をみるといった、様々なメディアで学習するようにするのも効果をあげることになります。
ですので、動画をみたから音声はいいやではなく、次は音声、次は文字というように画像、音声、テキストを別のものを考え、学習するようにしてください。
学んだ後に、まとめの内容を音声で記録するのもおすすめです。
結果を出す学習法ポイント2:チャンク化
チャンクとは、意味のあるかたまりのことです。
ですのでチャンク化とは、バラバラの情報を一定の法則にもとづいてグループ化することです。
これは特にまとめをする時に重要なテクニックです。
学習してもそれを結果につなげれない人は、チャンク化が下手だったり、できていなかったりします。
逆に結果に結びつけられる人は、チャンク化が得意だったりします。
チャンク化の能力によって、インプットした情報を適切な時に引き出せるようになるからです。
例えば、売上を増やす方法というのは世の中に何万通りとあります。
ですのでチャンク化できていなければ、膨大な情報の中から1つ引っ張りだしてアウトプットをしなければなりません。
すると、似た事例がなければどの情報を引き出すのが適切かわからなくなってしまいます。
ですが、売上を増やす方法を顧客数を増やす、客単価をあげる、頻度を増やすというチャンクわけをすれば、似た事例でなくても、同じ業種でなくても、客単価をあげる方法の中から引き出すことができるようになり、アウトプットの質がよくなります。
結果、結果に結びつきやすくなります。
このようにチャンク化は情報を整理して、良質なアウトプットをする上で、またインプット量を増やしても混乱しないようにするために必須のテクニックになります。
今回紹介した、マルチモーダル学習とチャンク化、とても重要なテクニックになりますので今後、学習をする際にぜひお試し定着させていってください!