from 福元友則
大嘗宮の一般参観に行ってきました。
毎年この時期に乾通りの一般公開があるのでいっているのですが、今年はちょうどそのタイミングで大嘗宮が見れるということで例年以上に多くの人が訪れていました。
大嘗宮は、日本の天皇が皇位継承に際して行う宮中祭祀であり、皇室行事です。
新天皇が即位した後に新穀を神々に供え、地震もそれを食する。
その意義は、大嘗宮において、国家、国民のために、その安寧、五穀豊穣を皇祖天照大神および天神地祇に感謝し、また祈念することである。
(引用:wikipedia)
前回は平成2年の大嘗宮の一般参観で訪れた人は44万人ほどでしたが、今回は約2倍の80万人だそうです。
多い日は多い日だと1日で8万人になったとか。
今日は最終日ということもあってかなりの人が来ていましたが所用時間が約90分でした。
アトラクションがあってそこに時間がかかるとかそういうこともなく、歩きながら見るだけなのにこれだけの待ち時間があるというのはかなりの人がいたのではないかと思います。
普段、皇居がどうなっているかに関心がある人はかなり少ないと思います。
それなのにこの集客力。
これはイベントになせるわざです。
純粋に大嘗宮を参観したいと思ってきた人が多いと思います。
ですが、それだけのために来たという人は少ないと思います。
その前後には、ショッピングを楽しんだり、食事を楽しんだりというのもあるでしょう。
でも、それは普段からできることですが、みんながこのタイミングで集まってきています。
それがイベントのパワーです。
普段、興味がない人でもイベントがあることによって動いてくれます。
ですので、先生も積極的にイベントを活用しましょう。
普段、会計や税務、経営について口すっぱくいってもなかなか動いてくれない社長も大勢いらっしゃるでしょう。
そういう人にさらに説明したところでのれんに腕おしです。
そういう人には、イベントに参加してもらうことで動かしたほうが効果的です。
人には現状を維持する力が働いています。
ですから、動いている人は動き続け、止まっている人は止まり続けます。
イベントに参加するというアクションをして動いた人は、さらに動き続ける可能性が高くなります。
これは、顧問先の業績がよくなる可能性にもつながりますし、税理士事務所としても新しいチャンスにつながることになります。
ですので、来年の計画をたてる時にはぜひイベントを企画してください。
特に今までやったことがない先生や最近全然やってなかった先生におすすめですよ!