From:高名一成
前回はHowで考えることをシェアしました。
それが成果に繋がり成功に繋がると。
今日はもう1つの大切なマインドセットをシェアします。
このマインドセットがある人は持っているスキルの質と量が他の人と比べ物になりません。
もちろん、そこから得られる成果も圧倒的です。
そのマインドセットとは「do」です。
「do」とは実行とか行動とかともかくやるということです。
何かを学習して得られるものは「ナレッジ(知識、情報)」とか「ノウハウ」です。
ナレッジやノウハウは知っているだけでは成果に繋がりません。さらに、それらは時間とともに失われていきます。
ただ、ナレッジやノウハウは実行するとスキルというものに変わっていきます。
スキルはあなたに成果をもたらしてくれます。
スキルは一度身につければ失われることはありません。
だから、成果を出したければスキルを身につけなければいけません。
スキルを身につけるために「do」が必要なのです。
このブログを読んでいるあなたはとても勉強熱心な方ですよね。
このブログ以外にも、いろんな本を読んだり、セミナーに参加したりして常に自己研鑽されているはずです。
その時に「これはもう知っているな」「前に勉強したことあるな」と思ったことはありませんか?
そして、知っているからこれはいいやと思ったことはありませんか?
少なからずありますよね。もちろん僕もあります。
でも、そこで、
その知っていることはナレッジレベルの話しではないか?
学習したことを「do」してスキルに変えたか?
と自分に質問して自分を見つめ直してください。
ナレッジはスキルに変えてこそ始めて価値が生まれます。
その価値はお金や実績という成果をもたらしてくれます。
ロシアを代表する劇作家であるアントン・チェーホフ氏も
「知識は、実践されないと価値がない。」
と言っています。
だから成果を出すために必要なのは「do」なのです。
最後に「do」をするためのオススメの学習方法をシェアします。
本やセミナーはただ学習するだけでなく「do」できることはないか探しながら学習してください。
たった1つのことで構いません。そこで学んだことを1度に「do」するのは不可能なので。
その1つを見つけたら、そこで学習を辞めて「do」に専念しましょう。
僕の知り合いにはセミナーを受けて「do」すべきことを見つけたらすぐに退席してしまう人もいます。
それくらい大切なマインドセットなのです。
今は情報インフラが発達し、たくさんのナレッジをカンタンに仕入れられるようになりました。つまり、知ることは誰でもできるということです。
だからこそ「do」が問われる時代です。
でも「do」できる人は全体の10%くらい。
これはやった者勝ちです。「do」さえすれば先行者利益も勝ち取ることができます。
ぜひ、これからの学習スタイルの参考にしてください。
ー高名一成