from 福元友則
先週、MAP経営さんでセミナーをしました。
テーマは「売上計画の作り方」
セミナーの最後に感想を聞きましたが、自分の課題に対するヒントや問題解決につながりそうということで一安心しました。
せっかく時間をとって参加していただくからには何か1つは持って帰って欲しいなと思っているからです。
僕は基本的にセミナーの最初に何に困っているのか?
何を解決したいと思って参加していただいたのか?
聞くようにしています。
今回も同様の質問をしたところ参加者さんごとにご自身の状況を違う言葉で表現されていましたが、つまるところ売上にアプローチできない状況を変えたいとのことでした。
僕も以前は同じ状況だったので気持ちがよくわかります。
決算書を説明したり試算表を説明する時に、売上についてはどうしてもさらっとしてしまっていました。
重要性の原則から考えても一番大事なのにそこにはあまり触れることができず、逆にどうでもいい経費の多寡を指摘する始末。
社長が関心があるのはそこではないということもわかっているので余計に心苦しかったです。
でも何を学べば売上についてアプローチできるのかもわかりませんでしたし、それがマーケティングだとわかったとしてもどうやって学べばいいかもわかりませんでした。
僕の場合、本屋にいってマーケティングの棚にある本を10冊ほど読むことにしたのですが、そんなことよりも実際にやっている人に直接教えてもらったほうがいいですよね。
ですのですぐに教材を買うようになりました。
最初の頃は、本や教材によって違うことが書いてあると戸惑うばかりだったのもよく覚えています。
でも学んで顧問先にフィードバックして、質問されたことを答えれなかったり、うまく説明できなかったりしたら、またそれを教材などを探して勉強してというインプット→アウトプット→インプットの循環を繰り返していくうちに汎用性のあって結果もともなう今のスタイルになっていきました。
アウトプットありきのインプットをすることが一番成長が早いということを持って証明したと思ってます。
逆に成長が遅い人はアウトプットが非常に少ない傾向にあります。
ですので、早く身に付けたいことやうまくなりたいことはアウトプットの機会を意図的に作ることをおすすめします。
そうすることでそのアウトプットの機会にあわせてインプットする計画もたちますし、アウトプットすることではじめて自分の足りないところ(課題)が見つかるようになるからです。
ですので、何かを始める時やもっと成長したいと考える時は最初にアウトプットの機会を計画するようにしましょう。