from 福元友則
「成功は失敗のかなたにある」
これはIBMの創立者T・J・ワトソンの言葉です。
コロナにより世の中が一変しました。
今までの常識が非常識になる、
それぐらいの変化が起きています。
こんな時、以前と同じことをするのは逆にリスクでしかありません。
以前と同じことしかできないのもリスクでしかありません。
時代に取り残されないためにも、生き残っていくためにも、
そして成長してくためにも変化していかなければいけません。
ところが人間は本能で現状維持しようとしてしまいます。
生命の維持に必須のことだからです。
例えば体温は常に一定に保たれるほうが、常に変化しているよりも体にとってもいいからです。
また昔のいつ死ぬかわからない頃は、昨日と同じ、さっきと同じであることは生き延びる重要な選択肢でした。
ですので通常時は変化よりも維持/安定の選択肢があっても仕方ありません。
しかし今は有事ですのでそうはいきません。
最低でも時代が変化していくのと同じスピードでは変化していかないといけません。
ところがこういう時でもなかなか変化できませんし、変化をする選択を決断できない人がたくさんいます。
それはなぜかというと、、、
もしかしたら、成功する選択肢と失敗する選択肢はトレードオフだと考えているからかもしれません。
もし失敗する選択肢を選んでしまったらどうしようというリスク回避の考えからくるのかもしれません。
しかし、これは違います。
成功は失敗の彼方にあるのです。
ですので、成功する選択肢と失敗する選択肢があって、
失敗する選択肢を選んでしまうから失敗するのではありません。
何も選択できないから、行動できないから失敗するのです。
成功するまで行動できないから失敗になってしまうのです。
ほとんどの人は、最後まで行動し続けることができず途中で辞めていってしまいます。
しかももったいないことに後少し頑張ればという時にです。
夜明け前が1番暗いではないですが、うまくいく直前が1番しんどいというのはよく聞く話です。
失敗したらどうしようと思ってなかなか行動に移せない人は特に冒頭の言葉をメモしておいてください。
「成功は失敗の彼方にあります。」