次世代型税理士の仕事術

結果を出すための重要な2つの考え方

From:高名一成

 

おととい税理士事務所のためのテレワークスタートアップセミナーを開催しました。

 

このセミナーは当初チャリティーイベント的な位置付けで初めました。

 

それから開催を続けて、もう5〜6回になります。

 

このセミナーではテレワークの始め方や必要なツール、事前に決めておいた方がいい所内ルールを解説しているんですが、僕が一番伝えたいことは本当は別のところにあります。

 

僕がこのセミナーを通して一番伝えたいことはマインドセットの部分です。

 

マインドセットとは、物事の考え方とか見方、思考回路といったものです。

 

テレワークを代表とする、新しいことを始める時はこのマインドセットがとても重要です。

 

このマインドセット次第で、その新しいことがうまくいくかどうかが決まってしまいます。

 

テレワークや付加価値業務などの新しいことを継続して取り組めている人は、だいたい全体の20%くらいしかいません。

 

結果を出している人といったら10%くらいです。

 

では、その他の人はみんな失敗しているかといえば、そうではありません。

 

ほとんどの人が何もやっていないというのが現実です。

 

つまり、行動していないので失敗もしていないのです。

 

新しい行動をする時は慣れいないし不安もあるので、行動が止まるのは仕方ありません。

 

でも、行動しなければ結果は出ないので行動をしなければいけません。

 

その時に僕が考えているのが、

 

・行動ファースト
・戦を見て矢を矧ぐ

 

というマインドセットです。

 

行動ファーストはその名の通り、行動を一番に考えましょうということです。

 

例えば、僕もセミナーを受講する時がありますが、その時は学ぶことよりも「行動できることを探す」という観点で受講していることが多いです。

 

もちろん、学びを優先する時もありますが、たいていの場合は何かしら明日行動できることを探しています。

 

そして見つけたことを行動に移すようにしています。

 

次は戦を見て矢を矧ぐという考え方です。

 

これは転ばぬ先の杖と真逆のことわざで、戦いが始まってから矢を作る。 事が起こってからあわてて準備にとりかかることの愚かさをいうたとえです。

 

本来であれば、いい意味ではありません。

 

でも、早く始めなければいけない場合、今回のコロナショックでテレワークの緊急性が求められた場合などは、この考え方が重要です。

 

スキルアップや準備を十分にしてからと考えると、いつまで経っても行動できません。

 

なので、とにかく始めてしまって、起きたことに都度対処しながらやっていくことをオススメします。

 

行動して経験するからこそ理解が深まり、必要なことは何かがよく分かるようになります。

 

その方がスキルアップが早くなり、結果は出やすいです。

 

もちろん、準備も大切なので、このバランスを取っていくことが大切です。

 

でも、ふつうは準備を重視されるはずなので、これからは戦を見て矢を矧ぐのウェイトを高めることでバランスがとれるのでは無いでしょうか?

 

どんどん行動して早く結果を出していきましょう!

 

ー高名一成

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