From:福元友則
先日、とある事務所のコンサルをしていた時のこと。
うちの事務所の事務所の5年後を考えようという話になりました。
5年後の姿を想像するのは難しく、ましてや予測するとなると一層難易度はあがります。
ですので、想像したり予測したりするのではなく、「どうなりたいか」「どうありたいか」を考えるのがここでのポイントになります。
つまりどうなっているかわかりませんが、、、
なんて枕詞は必要ないよということです。
そんなの誰もわからないですからね。
でも考慮しなければいけないことはあります。
それは、世の中がどう変わっていくのか?
あまり変化がなさそうなのか?
それとも激変するのか?
です。
世の中があまり変わらないだとうと考えれば、事務所もそんなに変化はないだろうと思えるわけです。
一方、世の中が激変しそうだと考えるのに、事務所はあまり変わらないだとうと考えたとしたそれは危険です。
また事務所をどれだけ変えるのか?というのもとても大事なポイントです。
もし事務所をあまり変えるつもりがないのに、業績は大きく変化するとしたらそれはおそらく危険な考え方です。
事務所を変えるから、業績も変わるとするのが理屈の通った考え。
この2つのポイントを組み合わせると4通りの見通しが立ちます。
世の中が変わるかどうか?と
事務所が変わるかどうか?の
2×2通りです。
①世の中が変わらなくて、事務所も変わらない
②世の中が変わらなくて、事務所は変わる
③世の中が激変しても、事務所は変わらない
④世の中が激変するから、事務所も変わらななければいけない
この4通りのうち、業績を伸ばすのは④の考え方の人です。
事務所を変えるかどうかは、先生の決断1つだと思いますが、世の中が激変することはもう確定してることです。
もし③の考え方の人がいるとしたら、その考え方はとても危険です。
変わらないというのは、変わりたくない、変化を恐れているという状態だと思うからです。
変わることのリスクを大きく見積もりすぎている人に見られる傾向だからです。
それよりも変わらないリスクがあることを認識し、見つめ直すことをおすすめします。
保守的になった結果(変わるべき時に変わらないことを決めた結果)、変わることでもっともおそれた結果以上にひどい結果になることが多々あるからです。
しかも一度変わらないという決断をしてしまったため、なかなか覆さなくなってしまうのです。
変わらなければいけない時は、積極的に変わる。
しかもそれは早ければ早いほどいいです。
失敗とか関係ありません。
100回失敗した後に、成功があるのだとしたら早く100回失敗した人が成功する、それだけの話です。
今後5年で事務所に何を変えましょう?
そのために今年やらなければいけないことは何でしょうか?
ー福元友則