From:福元友則
GoogleのAi開発者が発表した「2045年までに実現されること一覧」がやばいと話題になっていたので興味本意で見てみました。
ちょっと正直思っていた以上にすごい変化が数年で起きそうな感じの内容だったのでずいぶんびっくりしました。
税理士事務所にとって無視できるレベルの話ではないので関係しそうな部分を紹介します。
グーグル社でAI開発の技術責任者を務め、人工知能開発において世界をリードし、20以上の博士号を持ち、ホワイトハウスに招聘されるほどの天才中の天才、カーツワイル氏の計算による発表だそうです。
2020年代にはコンピューターの集積度が人間の脳を超えることはほぼ間違いない。
その後10-20年でアインシュタインレベルの人類トップを超越したスーパー人口知能が地球上に複数誕生
2045年までには、相対性理論や量子論を書き換えるような創造性を持った知能がそれらの理論レベルを超越した革命理論を日々発表し続ける
すべての製造業はあと5年で3Dプリンタに置き換わる(2018年現在ですでに、アメリカでは自動車のタイヤ以外のすべてを3Dプリンタで作ることに成功、中国では、ビルや住宅の部屋を3Dプリンタでつくり、それを組み上げる実験中)
モノを作ってから遠隔地に運ぶ必要がなくなる。
現地に3Dプリンタを置いて、素材を送るだけ。
あと数年で、コンビニに3Dプリンタが置かれるようになる。
モノを買いたい人はデータを購入し、コンビニでプリントアウトする形になる。(メーカーが在庫を抱える必要がなくなり、製品開発や売り出しへのネックがなくなることで個々のニーズに合わせたバラエティあるラインナップに)
すべての企業がITとAIの技術を使わざるお得なくなるので、いわばすべての企業がIT企業になり、業種の区別がなくなる
企業からバックオフィス業務が消える。経理部、人事部、法務部などの業務はデジタル化から一括クラウド化され、AIが担う。事務職は消滅。
弁護士、会計士、税理士、司法書士、行政書士といった資格業にAIの波が波及する。
すでに会計業務はAIクラウドソフトが食っている。また、資格が分けられているため異なる職業として分断されてきたが、AIが担うことでそれらの区別はなくなる(AIにとっては、弁護士が見る判例も税理士が見る帳簿の数字も単なるデジタルデータ)
他にも色々載ってましたが、関係しそうなところだけピックアップしました。
これが早ければ数年内に起こるかもしれない変化だそうです。
変化に対応できる力が今後一番必要な能力になるかもしれませんね。
ー福元友則