From:福元友則
僕の周りで成果を出している人に共通すること。
それはアドバイスに対してとても素直だということです。
最近、面白い取り組みをする人が増えてきました。
そういう話しをきくたびに「なんでそれをやろうと思ったの?」と質問するようにしています。
すると、どうも原因は僕にあるらしく「今までと違う新しいことをやれと言われたからです。」という返事がかえってきます。
なかには、そこまでいってるわけじゃないけどな!と思うことやそういう意味で言ったわけじゃないけどな!と思うこともあります。
でも、成果を出すためにアドバイスを素直に聞いて、素直に実践する。かんたんなようでなかなかできることではありません。
そもそも考えすぎたり、迷ったりしてなかなか行動に移せないという人が大半だからです。
これは失敗に対してネガティブなラベルを貼っているからなのだと思います。
しかし、成果を出す人はポジティブなラベルを貼っています。
例えば、アマゾンのジェフベゾスはこんなことを言っています。
「野球は1回のスイングで最大4点しか入らないが、ビジネスの場合は1回のスイングで1000点入る可能性がある。」と。
どんなに失敗してもその中から1つ当てればいいという考え方からきています。
もしジェフベゾスが失敗に対してネガティブなラベルを貼っていたらアマゾンは今日のアマゾンには決してなっていないでしょう。
グーグルのラリーペイジはこんな言い方をしています。
「慎重すぎて、やることが少ない会社より、動きが速すぎて、やることが多すぎる会社にしたい。」と。
グーグルも次から次へと新しいものを提供していってくれます。
この言葉がそういった企業文化を象徴しているのでしょう。
ビジネスでは9割失敗しても1割成功すればいいのです。
大切なことは失敗しないことではなく、成功を発見し、その成功を大きくすることなのです。
僕がみていて成果を出す人というのはこういう行動マインドセットの持ち主が圧倒的に多いです。
1ヶ月かけて100点の成果物を作るより、1週間で50点の成果物を作って、それをリリースしフィードバックをもらいながらそれをもとに常にアップグレードしていくタイプの人です。
顧問先にもなかなか行動に移せない社長がたくさんいらっしゃると思います。
ぜひそんな社長にアドバイスする時には、今回の話しを参考にしてみてください!
ー福元友則