From:高名一成
「営業は一番やりたくない業務」
先日、開催した営業研修のアンケートにこんなことが書いてありました。
他にも、
「自信を持ってコンサルをすすめられるかというと少し不安でした」
ということを書いている人もいました。
やっぱり「営業」に関して苦手意識を持っている人は多いようです。
こういった気持ちのままだと、仕事だから仕方ないと割り切って営業してもなかなか成果は出ません。
でも、アンケートの最後の方には、
「営業の概念が変わった」
「コンサルを自信を持って提案できる気がしてきました」
と書いてありました。
研修を受けて考え方が変わったんだと思います。
多くの人は、
「営業=モノを売ること」
だと考えています。
モノを売ることだと考ると、売り込みをする、売りつけるといった印象になってしまいます。これが営業に対する苦手意識を持ってしまう原因のひとつです。
しかし、本来営業とはモノを売ることではありません、、、
営業とは何か?
では、営業とは一体何なのでしょうか?
仕事をしていると、いろんな問題が発生しそれに対して悩みます。
特に経営者は常に様々な問題にさらされています。
そして、その問題をどうすれば解決できるのかを常に考えています。
自分で解決できるも問題もあれば、なかには誰かに協力してもらわないと解決できない問題もあります。
そして、多くの場合は問題を解決するために、それに最適な商品を購入し解決します。
営業とはモノを売ることではなく、こういった問題を商品を使って解決してあげ、お客さんを助けてあげる行為のことです。
商品は問題解決の手段であり、報酬はその対価でしかありません。
人は売られることがキライです。
なのでモノを売られると身構えてしまいます。身構えてしまうと商品に対してネガティブなイメージを持った状態からしか話を聞くことができません。
そんな状態の人に売るのは至難のワザですし、自分自信も強いメンタルを持っていないと営業はできません。
でも、自分が抱える問題を解決したくないという人はいないはずです。問題を解決してあげたくないと思う人もいないはずです。
であれば、営業することに抵抗は無くなりませんか?
この構図からすると「売り込みをする」とか「売りつける」とかということにはなりませんよね。
営業とは問題解決のことです。
もし、あなたが「営業」に対して苦手意識を持っていたら、こんな風に考えてみてはいかがでしょうか?
気持ちがラクになると思います。
さぁ、営業をしてお客さんを助けてあげましょう!
ー高名一成