From:福元友則
あけましておめでとうございます。
今年最初のブログは150号となります。
年末年始の休みはどのように過ごされたでしょうか?
僕は予定通りの年末年始になりまして、毎日忙しくあちこと移動してました。
毎年のことですが、初詣は伊勢神宮の行ってきましたよ。
そこで感じたことをシェアしようと思います。
僕の家から伊勢神宮までは車で2時間少々で着くのですが、年始の時は全く別で片道4時間ぐらいかかってしまいます。
朝9時ぐらいに家を出て、13時頃伊勢神宮に着き、参拝に1時間、昼食に2時間、駐車場から伊勢神宮までのバスでの往復に1時間でだいたい17時頃出て、Uターンラッシュにまきこまれて21時頃家に着くというのが例年でした。
毎年、参拝に行っているので参拝の時は混んでる参道を通らずに、五十鈴川ほとりの通路を歩いて、少しでも早く参拝が終わるようにしています。
というのも、昼食をとるお店がどこも激混みしていて1時間待ちなんてざらなんですね。
なので、少しでも早く予約シートに名前を書かなければいけないので、ついつい気持ちが逸るというか急いじゃうんですね。
で、いつものように参拝を終え、参道の方にはいかず五十鈴川ほとりの通路を早歩きで行きまして、いつも昼食をとるお店の手前ぐらいで参道に戻りました。
参道は左側通行になってまして、脇から参道に入った僕たちは通行者の流れと逆走する形になってしまいました。
しかも参道の両側はお店が並んでいるため、僕の目の前にはお店に並ぶ行列まであります。
自分の進もうとしている方向には、正面から歩いてくる人の波、その脇にはお店に並ぶ人の行列でした。
そこを人をかき分けて進むんですが、前の人が何度も立ち止まってなかなか進めないんですね。
結局、目当てのお店に着くのに結構時間かかってしまいました。
で感じたことは、流れに逆らうっていうのはものすごくエネルギーがいるなということです。
逆に流れに乗ると同じことをするのに、大してエネルギーはいらないわけです。
つまり同じ結果を手にいれるのに、流れにのると楽にできて、流れに逆らうと非常に苦労するということです。
望んだ結果を手にいれるのに、その過程でどれだけエネルギーを使ったかは関係ありません。
これは、経営でも同じことだと思います。
世の中の流れにのれば、楽に目標を達成することができるでしょうし、逆に流れに逆らえば、目標を達成するのに非常に苦労することになるでしょう。
なので、経営者としてやるべきことは、世の中の流れを見つけること、理解することです。例えば今年の経営計画を立てる時に、数字面から組み立ててしまいがちですが、それよりも今年の世の中の流れはどうなるか?そして、その流れにどう乗るかを考えるのは非常に重要です。
例えば、今年はAIが導入される産業が多い年になると思います。すると、人がやるより安くて早くて正確にできるので、導入しやすい業務では、どんどん人の代わりにAIという流れになるでしょう。
税理士業界もフィンテックの流れから、作業ベースの税務顧問を主となるビジネスモデルは崩れてくるでしょう。
なので、新しい流れを見つけ、そこに乗って新しい事業領域をつくっていくということが求められてきます。
前からやっている人はいいと思いますが、まだの人、今まで様子見だった人はなんとか今年中にやり遂げる計画を立てることをおすすめします。
今年は税理士業界にとって勝負の1年になると思いますので!
ー福元友則