From:福元友則
最近、もう会えなくなるのは寂しいです。
と言われる機会が増えてきました。
うちは様々な講座やセミナーを開催しているのですが、どの講座もそろそろ終わりが見えてきたからです。
だいたい半ばを超えてくるとこういう気持ちになるものです。
人は、人の脳が得られるものよりも失ったものの方により価値を感じるようにできているからです。
例えば明後日からGWに突入しますが、GW前は休みが10日もあると思っているのに、いざ1日1日過ぎていくと、残りの日数と過ぎてしまった日数が同じになるあたりから急にまだ休みがあることよりも、もう休みが何日しかないという気持ちのほうが強くなってしまうのです。
税理士さんにマーケティング支援ができるようになってもらうための講座である「SMC」はあと残すところ1回になりました。
この講座は収録してオンラインでお届けするものなのですが、毎回収録を行っている関係で参加者には収録会に参加できるようにしています。
なので、収録会では講座の内容以外にも今困っていることとかここまでの復習とかをしていますし、懇親会ではこれからどうやってやっていくべきかとかから、この顧問先をどうしたらいいですか?という相談まで色々話をしています。
なので参会者さん同士も仲良くなってますし、僕たちとも仲良くなっているのでもう終わってしまうのが寂しく感じるんだと思います。
なのでかわからないですが、次の商品を作って売ってください!
出たら何でも買いますとまで言われています!
講座が変わって、税理士事務所が主催して顧問先とか地域の中小企業向けに売上の増やし方を教えている「商売繁盛の会」の話です。
この講座に参加している人には、毎回売上を増やすヒントをお伝えしているのですが、参加者が勝手に成果を出していってくれる講座です。
同じ地域の社長や、同じ顧問先の社長同士が集まって、ワイワイやっているのでこちらでも残りが少なくなってくると寂しく感じる人が増えてくるんですね。
顧問先さん以外の方の中には、参加させてもらってることに感謝している様子でどんどんいろんな人を紹介しまうとまで言ってくれる人もいますし、どんどん色んな方を連れてきてくれる方も出てきます。
成果が出てきたり、成果がみえてきたりするとこうなりやすいのですが、ここでも終わってしまうのは寂しいから何か続けて参加できるものをやってほしいですとよく言われます。
どちらも僕に営業の心は全くなく、相手からお願いだから売ってくれと言われている状況です。
ここに共通するのは、彼らが前は問題や課題だと思ってなかったことに気づいていることです。
そして彼らと講師と受講生という立場は維持しながらも、色んな話をする中で人間関係を構築していることによっておきている状況なのです。
ここでただ相手の問題を指摘するだけだと、相手がわかっている問題の場合、ムっとされるだけでこうはありません。(言われなくたってわかっているよと思われるだけです。)
このことを踏まえて営業に活かすと驚くほど相手の反応が変わります。
これからの季節、営業を頑張っていこうとされる先生も多いかと思いますのでぜひ試してみてください。
ー福元友則