From:福元友則
近所のスタバまで散歩した時のこと。
いつもは夕方から外出することはしないんだけど、外の風が気持ちよくて少し散歩したくなったので、近所のスタバまで散歩しました。
いつもは朝か、休みの日の昼ごろにいくことが多いので、割と人が少ない印象があるんだけど、さすがに夕方になると通勤帰りの人なのか、人が多い。
この時、嫌な予感がしたのですが、やっぱり的中。
スタバは行列ができていました。
店内は満席、レジは注文の行列です。
席が空くまで待つほどのことでもないし、コーヒーをテイクアウトして帰りましたが、仕事帰りでもコーヒー屋は混むんだなと改めて実感しました。
スタバは、「サードプレイス」というコンセプトでお店がつくられています。
これは、「家でも職場でもない第3の場所」ということらしく、家に帰る前にほっと一息つける場所を提供したいということらしいのですが、ほんとにそうなっていてビックリしました。
僕はドトールもよく行くのですが、ドトールにはこういう考え方はなく、できるだけ安くコーヒーを提供するという考え方なので、安いかわりに店内も席もものすごくせまい。(なので、回転率があがるのでしょうが。)
その点、スタバは1席がゆったりととられているので、考え事をしたり読書をしたりするのにぴったりです。
正直、ただコーヒーを読むだけなら安いドトールのほうがいいでしょう。
こういう競合がいたら、競争するためには何をしなければいけないでしょうか?
ドトールよりもっと安くする?
コーヒーはたくさん売れるようになるかもしれませんが、利益はどうなんでしょうね?
それとも、ドトールより高く売る?
利益は残るかもしれませんが、集客はどうなんでしょうね?
どちらもその問題にあった解決方法があります。
前者の場合、安くしたことで集客に成功し、利益に問題を抱えているわけです。
よくこういう時に、利益が減ったから、価格を安くしたことは間違いだったと言う結論を出す人がいますが、これは間違いです。
なぜなら、集客には成功していますから。
やるべきことは、利益の問題を解決できる何かをすればいいだけです。
お客さんに、他の何かも買ってもらえれば利益の問題は解決するかもしれません。
後者の場合、利益は出るけど集客の問題を抱えているわけです。
そういう時は、利益率は落とさずに価格を落とす努力をしたり、コンセプトの強い専門店にしたりすることで集客の問題が解決することがよくあります。
実際のところ、ドトールのそばにはテイクアウト専門のコーヒー屋があります。
お店に飲食のスペースがありませんが、そのかわりに価格は割と安く飲めます。(近所で同じクオリティのコーヒーをのもうとしたら、倍ぐらいします。)
また、ドッグカフェもあります。
犬の散歩をしながら、ちょっと寄って行く人だったりでいつもいっぱいで、
ほとんど顔見知りのように感じます。
(そんなところで1人だけ必死に仕事してるのも変な感じなので、よそがいっぱいの時にしか利用しなくなりました!)
このように解決策はいろいろあります。
成功するためにやれることはたくさんあるのです。
大事なことは、その解決策が自分の問題を解決してくれるのか?
隣の芝生は青いじゃないですが、他の人が成功した話を聞くとテンションあがりますけど、まずは自分の問題を見つめ直してみてはいかがでしょうか?
ー福元友則
Ps.サイトを少しだけリニューアルしました。
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