From:高名一成
先日、僕のお気に入りのカフェが閉店してしまいました。
そのカフェは家から徒歩5分、落ち着いた雰囲気、広いテーブル、電源、wifiが完備されていて、仕事をするのに最適な場所でした。
仕事をするだけでなく、毎週土曜日のランチは家族でそのカフェに行くことがルーティンになっているほどよく通っていました。
ところが突然の閉店。
経営がどうだったのかは分かりませんが、コロナが大きな影響を与えたことは間違いありません。
そこは僕のサードプレイスだったのでとても残念です。
僕のようにテレワークを主とするワークスタイルをしている人にとって、カフェは仕事の効率を上げるためにかなり重要な場所です。
なので、新しいカフェを探して、目ぼしいお店を見つけたんですが、そこは電源、wifiはありますが、自宅から徒歩20分、イスに背もたれがない、、、
この条件だけ見ると、前のカフェより見劣りします。
まぁ仕方ないと思って、そこに通っているんですが、通っているうちにいい点がちらほら出てきました。
まずは往復で40分歩けること。これは散歩かわりになるので運動になります。
テレワーカーは運動不足になりがちなので、遠いことが逆に都合がよくなりました。
それに、音楽を聴きながら歩いてリラックスしたり、オーディオブックを聞くことで学習の時間に当てることもできます。
あと、イスに背もたれがないのは疲れるから嫌だったんですが、このおかげで姿勢がよくなった気がします。
腰への負担も軽減できるので二十歳前後から腰痛を持っている僕にとっては逆にいい環境なのかもしれません。
と考えるとここは僕にとって最適な環境で新たなサードプレイスになっている気がします。
働く場所というのは知的サービス業にとってものすごく重要です。
最適な場所を作ることができると生産性アップにもつながりますし、特定の場所以外でも仕事ができるようになるというのはビジネスマンとしてかなり優位性があります。
今の時代は特定の場所でしか仕事ができないというのはよくありません。
仕事の効率は落ちるし、関われるお客さんの数が減ったり、固定費が増えることの方が多いからです。
緊急事態宣言があった春頃はテレワークが流行りましたが、最近は辞めてしまっている会社がかなりあります。
でも、コロナ第3派のせいでまた自粛ムードが高まってきました。
きっとまたテレワークが推奨されるはずです。
というか、話題にならなければいけないことなんですが、、、
テレワークはやるとどこかで息がつまります。
なので、テレワークをする時はサードプレイスを作るように職員さんに教えてあげてください。(ここに行く時は感染対策は必須です!)
これを見つけることは、このワークスタイルには重要なことです。
これがある、無いでは生産性やモチベーションが全然変わりますので、一見必要のないことに見えるかもしれませんが、とても重要なのであなたもサードプレイスを見つけてください。
そして職員さんたちにも、このことを教えてあげてください。
ー高名一成