from 福元友則
2月13日23時頃、宮城県と福島県で最大震度6強を観測する地震がありました。
地震の規模はマグニチュード7.3です。
津波の心配がなかったのが不幸中の幸いでした。
震度6を超える地震を観測したのは、2019年6月の山形県沖の地震以来とのことです。
震源地は福島県沖ですが、かなり広範囲で揺れたようです。
震度1ですが、中国地方まで揺れたようで九州、四国を除く本土全域の地震となりました。
揺れも大きくまた揺れてる時間もかんり長い地震でした。
揺れ始めて真っ先に思ったのが、東日本大震災のこと。
あれから10年がたとうとしていますが、まだその時の余震のようです。
特に北関東や東北地方の先生、確定申告に突入するという時期ですが安全に気をつけてください。
今回はまだお亡くなりになったり行方不明になった方がいないというのがほっとできる点です。
しかしコロナ禍に震災被害となると事業をやられている方のダメージがどの程度なのか計り知れないものがあります。
そういったところを顧問先に持たれる先生がどれほど気に病んでいるか、またこれから気に病むことになるのかと思うと胸が痛みます。
僕たちのお客さんも被害の大きかった地域にいらっしゃいますから被害がなかったらいいなと気にかけていますので。
近年こうした10年に一度級のショッキングな出来事が頻繁に起きています。
そのたびに思うのは、起業家としてこうした事態にどう向き合えばいいのかということです。
色んな起業家を見ていて思うのは、やはり前を向いて進める人は強いなということ。
どんな状況にあっても前を向いて進んでいける人は人より早く業績復興させられますので。
ただそんなに強い人ばかりではありません。
しかもコロナ禍でも出来事。
相当な精神的ショックを受けている人も多いのではないか。
ショックのあまり事業を継続する意欲をなくされてしまう人もでてくるかもしれません。
そんな時に1番つらいのは胸中をあかせる相手がいないことです。
家族に話すと余計に心配するかもしれない。
もちろん従業員にも話せるわけがない。
不安になっている彼らを落ち着かせる立場にあるからです。
社長仲間にも話せない。
心配されたくないし、大変なのは相手も同じ。
負担をかけたくないという思いもあるでしょう。
そうなると結局、1人で抱え込むしかなくなってしまいます。
そんな時こそ税理士の出番です。
むこうから相談してこなくても、話してこなくても声をかけてあげてください。
むこうのタイミングで話してくれるまでフォローしてあげてください。
まずは落ち着いて心の整理をするのが最優先です。
これからしばらくの先生の役目は顧問先のフォローといかに事業に希望を持たせられるかになってくるかもしれませんね。
また僕たちにお役位立てることがあればぜひお声がけくださいね。