From 福元友則
先日経営に役立つ面白い記事を見つけましたのでシェアしたいと思います。
ホリエモンころ堀江貴文さんが経営者に最も必要な能力について語っている記事です。
ホリエモンについては説明不要だと思いますが、若い頃から様々な実績をあげてきた人です。
また人脈も実に多様で面白い人や素晴らしい実績を上げてきた人にもたくさん会ってきたことでしょう。
記事では、ホリエモンが起業家として成功できた理由を語っています。
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1990年代に会社経営を始めた僕は、同年代の起業家たちのなかでも飛び抜けて成功できた一人だろう。
自分では成功できたと思っていないのだけど、周りで失敗していく経営者たちをみていると「それはうまくいかないよなぁ、、、」と呆れつつ思っていたりした。
ビジネスに成功法則はいくつかある。
IT革命でビジネスの常識の大部分が変わったとしても、変わらず法則の上位にあるのは「しつこさ」だ。
昔、日本酒ビジネスを展開している知人に「事業が赤字になってしまいました」と言われた。
原因は、桝を2000個作ったことらしい。
大量に売れ残り在庫があふれ、困っているそうだ。
僕は「なぜしつこく売り込まないの?」と不思議でならなかった。
在庫が余っているなら、売ればいいじゃないか。
値段を下げるとか、友人知人にしつこく声をかけて、売り込む努力をすればいい。
何かのプロダクトと掛け合わせたコラボレーションや、イベントで限定販売をするなど、売れるための仕掛けをするのも手だ。
売れない、だから困っている、、、なんてあっさりしすぎている。
しつこく、愚直に、やれることをやりきったの?と問いたかった。
ビジネスでうまくいかない人はみんな、しつこさが足りない。
ある程度のマイナスを受けたとき、そこで諦めたり「失敗した」と勝手にフィニッシュしてしまう。
損切りの判断としつこさ不足は別物だ。
いくらでも改善できる余地があるのに、試行錯誤を怠けた自分を省みず、挽回を諦めるには、ただの負け損だ。
いい商品なのは大前提として、売る側にしつこく売り続ける人がいないと、売れるものも売れないのだ。
そんな当たり前のことを多くの人はないがしろにしている、、、
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僕が相談に乗っているケースでもほぼこれに当てはまります。
諦めが早すぎたり、たいした努力もしていなかったり、、、
いい商品をつくれば売れる、いい商品じゃないから売れないと思い込んでいる社長が多すぎます。
現実にはいい商品を頑張って売ってはじめて売れます。
売り方もいきなり正解にたどり着けません。
色々テストしてやっと正解を見つけることができますし、その正解も時とともに変わっていってしまいます。
やりきる強さ、gritは何より成功に欠かせない要素です。
コロナなどで気落ちしている社長や、不安で動けない社長が増えています。
ぜひ先生が励ましながら、やり遂げるサポートをしてあげてください。