経営戦略

儲からない社長がよくやっている2つのこと

from 福元友則

 

僕は仕事柄どうやったらビジネスがうまくいくかという相談をよく受けます。

 

よく知っているビジネスであれば、何をやったらうまくいきやすくて、逆に何をやったらうまくいかないか簡単にわかります。

 

しかし中にははじめて聞くようなビジネスや業種もあったりします。

 

正直何をやっているのかわかりません。

 

知らないビジネスなので社長に色々聞いてみるのですが、こちらはビジネスに関するプロですが、社長は違います。

 

ですから、自分のやっていることを説明するだけで自分がどういうビジネスをやっているのかうまく説明できません。

 

何を売っているのかもわからない時もあります。

 

そしてよくあるのが、どうやったら儲かるのかがわからないこと。

 

ゴールがない状況なので、何をやったらいいのかもわからず手当たり次第、あっちこっちウロウロしているような状況です。

 

中小企業の場合、そんなに体力がないことがほとんどですから、儲からないのにウロウロしていると会社の体力がどんどん削られていきます。

 

この時、儲かってもないけど赤字でもなかったり、赤字でもそんなにひどい状況じゃないとこのままでもいいかと思ってしまいます。

 

しかしウロウロしている間にチャンスを逃していますし、リスクやピンチが近づいてきてもいます。

 

である時、何かまずい出来事が起こるとあっという間に大ピンチになってしまうのです。

 

こういう会社や社長が何をやっているかといえば、大きく分けると2つ。

 

1つ目は単に自己流で経営をしているケース。

 

自己流で経営してうまくいったら天才です。

 

天才であれば、20代もしくは社長になってすぐに頭角をあらわしているはず。

 

違うのであれば、自己流で儲けることは無理です。(ギャンブルと同じです。)

 

まずは自己流をやめることからはじめるべきです。

 

次にあるのが、周りのマネをすること。

 

みんながやっていることをマネして経営しようとします。

 

これも断言しますがまず儲かりません。

 

そんなに大損もしないかもしれませんが、儲かることもありません。

 

経営において同質化は利益をうみません。

 

利益をうむのは異質化。

 

周りと違うからこそその会社と取引をする価値がうまれるのです。

 

つまり儲けるためには周りといかに違うかが重要ということ。

 

差別化のことです。

 

その違う点がお客さんにとって価値があればあるほど一人勝ちになっていきます。

 

儲けるのがうまい会社はいつも差別化がとてもうまいです。

 

先生もぜひ差別化に取り組みましょう!

 

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