From:高名一成
ウチの商品にはマーケティングを学べるオンライン講座があります。
このオンライン講座は会員専用のメンバーサイトにアクセスすることで学習できるようにしてあります。
そのメンバーサイトを先日リニューアルしました。
ウチの商品を買ったことがある人にはメールでリニューアルのお知らせをしているので、ぜひ確認してみてくださいね。
このリニューアルですが、めちゃくちゃ大変でした…
これお盆休みにやったんですが、毎日朝から夜中までやってました。スーパーへの買い物以外はずっと家にこもってリニューアル作業。僕の9連休はこれで終了。
大変でしたが、無事終わってスッキリしてます。
それに、前より使い勝手が良くなってると思うので、お客さんに快適にウチの商品を使ってもらえるようになったのを想像するとそれが何より嬉しいです。
で、このメンバーサイトなんですが、ウチはある会社のシステムを使って制作しています。
ここ数年でメンバーサイトを作るシステムが増えてきました。
少し前だと海外製しか無かったのに、今では国産のシステムもたくさんあります。
コロナをきっかけにオンラインで学ぶという学習スタイルが一気に加速したからです。
なので、僕もどのシステムを使うか当初はけっこう迷いました。
いろいろ迷った結果、今のにしたんですが、今のが特別に優れているわけではありません。
実際、今のと遜色ないけどもっと安く使えるのもありました。
同じだったら安い方がいいに決まってるのに、ウチはあえて高いのを使ってます。
なぜかというとサポートがいいからです。
分からないことは質問すればすぐに答えてくれますし、機能改善の要望も積極的に取り入れてくれて、常にアップデートしてくれます。
こういったサポートはきっと他のところはできないだろうなと感じここに決めました。
僕の決定要因はサポートの違いだったんです。
税理士や僕たちのように知識で商売をしている人は別ですが、一般的な商売をしている人は今の時代、商品で差別化するのは簡単ではありません。
商品はマネされやすいからです。
実際、手にとって見てみたり、買えばその商品がどんなものなのか分かります。分かればいいところをマネすることもできるでしょう。
だから差別化した商品を作っても、すぐに同質化されてしまうんですよね。
同質化されたら、また差別化しなければ価格競争になってしまいますが、せっかく作った商品でまた違いを作るなんてことはとてもじゃないけど出来ることではありません。
この場合、どうすればいいか?
1つはサービスで差別化することです。
先ほどのサポートの例のようにサービス面で差別化を図るのも1つの手です。サービスは顧客体験をしないと分からないのでマネされずらいものです。
それから継続課金型の商品の場合はサポートなどのサービス面が決め手となる場合は多いので、ここで差別化を図るのもいいでしょう。
2つ目は知識を商品化することです。
知識を使った商品は物販と違って再現性が難しいという特徴があります。つまりこれは同質化されずらいということ。
たしかドラッカーだったと思いますが、ドラッカーは「プロダクトで差別化は難しい。ナレッジ(知識)を売れば差別化は簡単にできるから、どんなビジネスもナレッジワーカーになるべき」みたいなことを言ってます。
今まで知識をビジネスにしていなかった企業は、自分たちが持っている知識を使って何かできないか?と考えると新しいビジネスチャンスがあるかもしれません。
3つ目は次に売る商品を作ること。
これは差別化とは少し違う観点になりますが、既存客に次に売る商品を作るのは重要なことです。
そもそも1つの商品で売上を作っていくのはけっこう厳しいんですよね。
しかもその商品が同質化されて価格競争になってしまったら尚更厳しいです。
でも、次に売る商品があったらどうでしょう?
最初の商品が値下がりしても、次の商品があれば値下がり分を超える売上を作れるようになります。
マーケティング的にはこれから取り組むのがいいと思います。
差別化できていない顧問先にはこんなヒントを提供してみてはどうでしょうか?
そして、あなたの事務所はどれから取り組みますか?
ぜひ考えてみてください!
-高名一成
PS.
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