from 福元友則
今年は新しいことにチャレンジしようと考えている先生もいるかと思います。
新しいことをはじめると必ず直面することがあります。
うまくいかない。
なかなか結果がでない。
このままでいいのだろうかと心配や不安になってきたり、思うような結果が得られないことで早々に辞めてしまう人もいるかもしれません。
もしかしたらその決断はとてももったいないかもしれません。
ほとんどの失敗のケースは、成果がでるまで待てれないことにあります。
もしそのチャレンジが意味のあるものであるなら、成果ではなくチャレンジすることで身につくスキルや習慣にフォーカスしてください。
目の前にテーブルがあります。
そのテーブルには氷がのっています。
部屋は自分の息が見えるほどの寒さです。
室温はマイナス4度。
ここからゆっくりと部屋をあたためていきます。
マイナス3度。
マイナス2度。
マイナス1度。
部屋をあたためてもテーブルの氷には何も変化はありません。
さらに部屋をあたためていきます。
マイナス0.5度。
0度。
この時、はじめて氷が溶け始めます。
やっと氷に変化が起きたのです。
0度にならなければ何を変化は起きません。
当たり前の話だと感じるかもしれませんが、新しいことにチャレンジすることはこれと同じような状況なのです。
どれだけ頑張ってみても変化が起きるポイントを迎えなければ成果はでません。
しかもどのポイントがどこなのかもわからないかもしれません。
人によっても違うかもしれません。
でもそのポイントまで続けることができれば必ずそのポイントを迎えることができます。
このポイントを迎えることができるのは、それまでにしてきた様々な行動があるからです。
このポイントを最短で迎えることはできません。
色んな行動をしていくことでしかこのポイントを迎えれないのです。
新しいことにチャレンジして、それを続けることが難しいのはすぐに成果がでないからです。
今やっていることが成果につながる行動だと確信できずに辞めてしまうからです。
成果はまだでていなくてもスキルアップや習慣は行動すること、行動を続けることで身についてきます。
目標をたてる時には、結果や成果ばかりでなく、スキルや習慣についても考えてみてください。
これが確実に目標達成するためのポイントだったりします。