From:高名一成
「誰も知らない」
ちょうど僕が大学生くらいでしょうか?
このタイトルの映画を見た覚えがあります。これは是枝監督が実際に起きた事件を題材にし、映像化した作品です。
あるところに母子家庭の5人家族がいました。裕福とは言えない家族ですが、ある日、母が失踪してしまいます。母の失踪後、小学校6年生の長男が幼い3人の弟妹の面倒を見ます。
ですが、長男もまだ子供。とてもじゃないですが、面倒を見れるわけがありません。やがて、電気、ガス、水道も止められ、食料も無くなってしまいます。
そこで、この4人の子供は、、、
とこんな感じで物語が始まったような気がします。(続きが気になる人は映画を見てください。ちょっと後味は悪いかな)
で、僕は今日この映画の宣伝をしたいわけではありません。
今日の記事のタイトルの答えは「誰も知らないから」です。それで、この映画を思い出したので、オープニングの掴みにしようと思って書きました。
新規が増えない理由はいろいろありますが、一番は誰にも知られていないことです。どんなにいい商品があっても、それを知ってもらうことができなければ購買にはつながりません。
なので、新規を増やしたければ知ってもらうために、認知率を高める活動が必要です。認知率を高めるために必要なものは広告です。
広告を出すからこそ、事務所のことを知ってもらえたり、商品のことを知ってもらうことができます。
広告には様々な媒体がありますが、これから力をいれた方がいいものはデジタル広告です。
今、日本のデジタル広告は広告全体のうち26.9%を占めています。これは5年連続で2桁成長をしていて、これからも成長し続ける広告です。
ちなみに世界ではデジタル広告は広告全体の40%を占めています。半分近くがデジタルになってきているのです。日本でもデジタル広告が広告全体の半分を占める時代は遠くないでしょう。
これだけ、デジタル広告が使われていて、年々成長している理由は単純で効果があるからです。効果が無ければ、毎年成長するわけがありません。
最近では税理士事務所のfacebook広告を見ることが増えてきました。今後はもっともっと増えてくるはずです。
あなたも、新規が増えないと感じていたら、それは認知率が足りない可能性が大きいので、ぜひデジタル広告を活用することを考えてみてください。
でもまだ広告は、、、と思った方は、まず自分たちのホームページを見直してみてください。
最新の更新が数年前だったり、見るからに古くさいデザインのホームページだったり、いろんな税理士事務所でテンプレートのように使われているホームページになっていて独自性が無い場合は、ホームページを作り直した方がいいでしょう。
ホームページと広告は認知率を高める重要なものですし、これらは事務所の看板です。
きちんと整備されていないがために、事務所の信頼性が落ちてしまっていて、新規案件が他に流れてしまっている可能性も十分にあります。
それは非常にもったいないことなので、事務所のデジタル戦略を検討し、新規獲得をしていきましょう。
ー高名一成