From:高名一成
先日、売上アップの方法を学ぶ「商売繁盛の会」を受講した飲食店の社長にインタビューをおこないました。
インタビューでは商売繁盛の会を受けたその後どうなったとか、今後の展望などを聞いてきました。
売上が昨対120%になったとか、1ヶ月で客単価を10%以上増やすことができたとか、嬉しい報告を聞くことができました。
そのインタビューの様子を撮影し、今編集しているのですが、あらためてインタビューの内容を聞くと、とてもいい話をしてくださり、税理士業界にも通ずる話しがあったので今日はそれをシェアしたいと思います。(編集したら、あなたにもお届けします!)
その社長は経営理念として、
「Change or Die」
という理念を掲げています。(裏の理念らしいです!)
Change or Dieとは直訳すると「変革かそれとも死か」ということです。
社長はこれを「変わるか、変われないんだったら辞める」という風にとらえていて、そのくらいの気持ちがないと現状は打破できないと考えていました。
飲食店というのは参入障壁が低い業種だと言われています。でも、生存率も非常に低い業種です。一説によると2年後の生存率は50%だと言われています。
僕が住んでいる駅は複数路線あるターミナル駅なので人の乗り降りが激しい駅です。なので、駅周りにはかなりの数の飲食店があります。
歩いていると、頻繁に新しい飲食店を見つけます。でも残念ながら、すぐに閉店してしまうお店は少なくありません。
お店の前を通りかかると、「あれ?この飲食店無くなっちゃったの?」と思うことがけっこうあります。
インタビューした社長も仰っていましたが、生き残る会社というのは変化し続ける会社です。
今の時代は環境の変化と変化するスピードがものすごく早くなっています。その大きな要因はテクノロジーの進化です。テクノロジーの進化により、ビジネスのあり方が変わって来ています。
多くの業種が今までより効率的にビジネスをやれるようになっています。情報に関する価値が低下してきました。
それに、お客さんのライフスタイルやニーズも激しく変化しています。
となれば、当然求められる商品やサービスも大きく変わってきます。
この変化に対応できるように経営を変えていかなければお客さんに支持されなくなってしまいます。
どの業界でも成長している会社のほとんどは変化し続けています。
だから税理士業界も変わる必要がります。
税理士業界では、ちょっと前にクラウド会計が出て業界を大きく変えました。これからはAI監査、RPAといったテクノロジーがさらに業界を変えていきます。
仕事のやり方を考えなければいけませんし、税務顧問1本で経営をしていたビジネスモデルも変える必要があります。それに、アナログなマーケティングやセールスのやり方も変える必要があります。
こういったことを変えなければ、待っているのは経営の「死」かもしれません、、、。
ちなみに「Change or Die」はユニクロの柳井さんも言っています。もともとはドラッカーの名言として扱われているらしいですが、有名なマインドセットです。
これからどの様に変化していけばいいのか?ぜひ、今日から考えてみてください。
ー高名一成