From:福元友則
昨日は紅葉を見に銀杏並樹で有名な外苑前にいってきました。
まだまだ緑の方が多く、紅葉までにはもう少し時間がかかるなと思いました。
せっかく行ったのに残念でしたが、また改めて行きたいと思います。
でせっかく行ったのに何も見ずに帰るのもあれなのでプラプラと散歩しました。
青山1丁目から表参道まで歩こうとテクテク歩いて行ったのですが、この道歩くの一年ぶりなんですね。
で表参道を歩くのも数ヶ月ぶりでした。
すると、なんか景色違うんですね。
ここの店なくなってない?とか、前来た時こんな店なかったよね?
とか色々気づくわけです。
当たり前ですけど、あの辺りって激選区なんですけど、人通りもすごいんですよ。
店の前をすごい数の人が通るんですね、毎日毎日。
なので、良い商品があれば勝手にお客さんが入ってきて、勝手にまた来てくれるだろうと思っている経営者が多いんですよ。
ですが、そんなことほとんどないです。
今日も意識して周りも見ていましたが、ほとんどの人は目当ての場所に移動している感じでふらってお店に入る人はほとんどいませんでした。
業態にもよりますが、普通の再来店率は驚くほど低いですし。
なのでよほど高額な商品を扱っていない限り、商売においてリピートってものすごく重要なんですよね。
というかリピート客を捕まえたり、新規客をリピート客にすることが商売の基本で、これがどれぐらいできるかどうかでその店がどれぐらい長く商売できるかどうかを左右します。
なのに、何もやっていない店がどれほど多いことか。
基本的なことをやるだけで売上がだいぶ上がるのを今まで何度も何度も見てきました。
では何をやるといいのかというと
まずは顧客リストをつくることです。
今まで買ってくれた人のリストでもいいですし、買ってくれてなくても来店してくれた人のリストでもいいです。
江戸時代の商人は、顧客リストのことを大福帳と呼んで何よりも大事にしていたそうです。火事があった時には、真っ先の大福帳を持ち出して逃げたとか。
これはよく考えれば当たり前の話で、お店を知らない人に広告をするよりも、既に知っている人にDMを送る方がはるかに来店を見込めます。
はじめて行く店の場合、行きたくても途中で迷っていくのをやめてしまうことすらありますからね。
ちなみに今リピート率が高くても、顧客リストがない店はリピート率がだんだん下がっていった時にあげることができません。(リピート率は時間がたてばたつほど低くなっていきます。)
顧客リストがない場合、以前来てくれた人にお知らせをしようと思うと広告をするしかないんです。
でも広告ってそもそも新規のお客さん向けにする営業行為なので、費用対効果はめちゃくちゃ悪くなります。
なので業績を改善しようと思ったらまず最初にすることは顧客リストをつくること。もしある場合は、使える顧客リストにすることなのです。
ほとんどのお店の社長さんは、うちの売上がふるわないのは顧客リストがないからだなんて思っていません。
もっといい商品ないかな?とか、何かいい集客方法ないかなと思っているだけです。
なので、顧問先でこんな人がいるようでしたらぜひこのアドバイスをしてあげてください。
しばらくするとすごい成果がでていたりしますよ!
ー福元友則
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