From:福元友則
とあるサミットにて。
元スタバCEOの岩田さんの話を聞く機会がありました。
岩田さんは日産自動車に入社した後、
日本コカコーラ(株)で常務執行役員、
(株)アトラスで代表取締役社長、(株)タカラで取締役常務執行役員、、(株)イオンフォレストで代表取締役社長、スターバックスコーヒージャパン(株)最高経営責任者をつとめられた人です。
経歴からもまさに経営のプロ!
有名な会社の経営をされ、そして実績をあげられてきました。
特に有名なのは、ボディショップとスタバのCEOですね。
今はそんな経験を伝えるために、エグゼクティブコーチングをされていたり、ベストセラー作家でもあります。
岩田さんの本で一番有名なのは、ミッションで当時本当にあちこちで宣伝されていて35万部売れているそうです。
そんな岩田さんから中小企業が経営で失敗しやすいことを教えていただきました。
2時間弱の講演の中で需要なことをたくさんお話されていたのですが、すべてをお伝えできませんので、少しだけシェアします。
◼️人の採用に失敗する
人の採用に失敗するというは、いい人材を採用できないということだけではなく、
採用にあまり力をいれておらず、いい加減に人を採用してしまっていることです。
またどういう人材を採用したいのか、これからどういう人材を育成したいのかなどが決まっていないままなのが問題だとおっしゃってました。
また非常に印象的だったのが「社長の仕事は新規事業と人材採用だ!」というものです。
新しい成長カーブを描く新規事業をいかにつくることができるのかが社長の一番の仕事だとのことです。
そのためにも、いかに人材採用するかが不可欠だということですね。
◼️後継者を育てられない
これも新規事業とつながっていることだと思いましたが、後継者候補に新規事業を通じて経営を教える機会をつくるのも非常に重要なことだと感じました。
実際の事業を通じて、経営を学ぶ。
実際の事業を通じて、自分の経営の信念を伝える。
そういう機会そのものをつくれていない、挑戦できない社長では、事業承継をうまく行うことができないだろうなと思います。
実際、後継者候補には新規事業をまかせたり、やらせたりして、そこで経営者としての適正を見定めるということをされている社長はいらっしゃいます。
この方が、事業承継していきなり経営をまかせるよりもリスクは少ないように思います。
◼️相談できるメンターがいない
経営において失敗するパターンはいつも同じだとのことです。
もし、他の人に相談することができていれば、防げたであろう失敗の方が多いそうです。
たくさんのことを学びましたが、特に役に立ちそうなところを独断で偏見でシェアしました。
ぜひ先生の経営の参考に!
そして顧問先にもシェアしてください!
ー福元友則