From:高名一成
昨日から12月。
2017年も残すところあと1ヶ月を切りましたね。
12月といえば、忘年会やお客さんへの挨拶まわりがあり、そもそも忙しい時期です。それに加えて税理士事務所は、年末調整があり繁忙期に突入しますね。
忙しさのあまり、気がつけばあっという間に2017年も終わってしまいます。
でも、12月は大切な時期です。1年を振り返って、来年の行動や数値の目標を設定、もしくは見直す必要があります。
その中でも一番大切なことは、今年の振り返りをするということです、、、
振り返りをする理由
そもそも、振り返りとは何のためにするのでしょうか?
それは、成果に結びついた行動、結びつなかった行動を選別し、問題と改善点を見つけるためです。
成果に結びついた行動に関しては、そのまま継続すればいいですよね。結びつかなかった行動は辞めるか、改善するかの選択をする必要があります。
もし、振り返りをせずに、成果に結びつかなかった行動を理解しなかったら、おそらくその後もその行動を取り続けてしまいます。
もちろん、そもそも行動の内容が間違っているので、いくら行動しても成果は出ません。
つまり、経営資源のムダ使いだということです。
一方で問題と改善点を見つけ、改善したらどうなるでしょうか?それはもちろん改善しているので今より良くなるでしょう。
売上や業績というのは、問題を改善することで増えていくので、自社の問題と改善点を理解することは売上や業績を上げていくための必要条件です。
では、どうやって改善点を探すのでしょうか?
普段から記録してますか?
それは数字で見て問題と改善点を探していきます。
例えば、過去にセミナーを開催して、集客人数が目標に届かなかったとします。そしたら、このセミナーは集客方法に問題と改善点があるかもしれないと考えられます。
それから、セミナー集客のプロセスをブレイクダウンしていけば、告知が遅かったのかもしれない、開催日程が悪かったのかもしれない、そもそもチラシがダメだったのかもしれないと比較的カンタンに問題と改善点を特定できるはずです。
そして、次はそれを改善すれば、きちんと集客出来る様になるかもしれません。
なので、ここで大切なのは、普段から行動の結果を記録しておくことが大切です。
僕たちもセミナーをやることがあります。その時はメルマガやFAX-DMを使いますが、その告知する日時、反応率などは計測してオリジナルのシートにまとめてあります。
それを振り返りの時に見返し、4月にやったセミナーはDMの反応率がいつもと比べて悪いと思えば、その問題を探し改善点を特定します。
他にも、僕たちはブログを書いて毎日メルマガを送っていますが、そのアクセスも計測しています。こういった内容の記事はよく見られている、こういった内容の記事はあまり見られないということも分かってきます。
そうすると、あまり見られない記事は関心が無いということなので、成果の出ない行動だということがよく分かります。
これは普段から計測し記録をしておかないと、分からないことです。これをきちんとやっている人は少ないのですが、実は一番大切なことです。
もし、あなたがやっていなければ、これから必ずやる様にしてみてはいかがでしょうか?
ー高名一成
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