from 福元友則
コンサルをやる人がみんなしている間違いがあります。
それはコンサルタントを先生業だと勘違いすること。
コンサルタントは先生だから、教える業だと思っている人は全然伸びていきません。
自分が教えるということは、誰か教わる人がいります。
ですが、はじめたばかりやまだ実績がない人に教えてもらいたいという物好きな人はいません。
子供を預ける時に似ています。
自分の子供をどこの誰だかわからない初対面の人に預けようと思う人はいないでしょう。
またまだ預かったことがなくてはじめてだという人に預ける人もいません。
よく知っている人や、経験豊富な人を選ぶはずです。
これと同じで自分の子供のように愛着のある会社を初心者やまだ実績がない人にまかせれる訳がありません。
結果、いつまでたってもクライアントは増えず、また自分を応援してくれるファンを獲得することは夢のまた夢になってしまいます。
逆にうまくいく人にも共通点があります。
まず1番は、初期は売上を追いかけないことです。
まずはクライアントの信頼を勝ち取るためにも実績をつくることです。
ここでいう信頼は、専門家としての信頼と人としての信頼です。
結果を出すスキルと人柄が大事ということです。
最初の頃のクライアントは、普通自分のことを応援してくれてる人が応援こみでクライアントになってくれます。
ですので、ここでクライアントに貢献すること。
まずは結果を出して実績をつくることにフォーカスするべきです。
面白いことに1つ実績ができると、その実績をもとに次の仕事やまた次の仕事が決まっていくようになります。
反対に、最初から売上にこだわっている人はなかなか顧客獲得できなかったり実績をつくることができていません。
とにもかくにもまずは実績づくりなのです。
またうまくいっているコンサルタントはいい意味で独自性があまりありません。
コンサルのやり方に変なこだわりがないということです。
彼らは最初から独自のやり方をするというのではなく、他のうまくいっているコンサルタントの型をまねることからはじめるからです。
真似をして真似をして、だんだん自分なりのやり方に変えていったり、クライアントごとにやり方をかえていったりしています。
反対に、なかなかうまくいかない人ほど自分のやり方に固執する傾向にあります。
最初の経験も知識もスキルも少ない状況で、いいやり方、いい型をあみだすのは奇跡です。
自分で独自のやり方を編み出すのは危険ということです。
それよりもうまくいっているコンサルタントのやり方を研究したり、教わったりする方が成果を出せる確率も高まりますし、成果が出るまでの時間も早くなります。
ですので、真似をしてなる早で実績をつくることこそが、初期にフォーカスするべきことなのです。
このステップを飛ばして教える業をやろうとしても、クライアントが獲得できませんし、もし獲得できたとしてもなかなかアドバイスを聞いてもらえません。
すると、実績がないままずるずると時間だけ過ぎていってしまいます。
ぜひこの点に注意してコンサルをはじめてください。
(もうはじめている先生は、リスタートすることをおすすめします。)