From:高名一成
今年に入ってからでしょうか。
週末に奥さんとネトフリで海外ドラマを見ていて、今はゾンビ系のドラマを毎回ハラハラしながら見ています。
週末にドラマを一気見するのは僕の今年の至福の時間になっています。
そういえば、ネトフリは今会員数が右肩下がりになっているみたいですね。
ネトフリは2015年に日本法人ができてから会員数を増やし動画配信サービスのトレンドとなりました。
なかでもオリジナルコンテンツが話題をよび、最近ではイカゲームが世界中で流行りました。
そんなネトフリはここ最近会員数が減ってしまっています。
理由は競合の動画配信サービスとの競争が激しくなってきたからです。
とハッキリ言っているわけではありませんが、理由の1つはこれでしょう。
最近ではDisney+が急成長しています。
他にも動画配信サービスの王者であるprimevideoがあったり、HuluやTverなど数多くの配信サービスがあります。
競争が激化するなか、さまざまな会員増加施策をやっているみたいですがその結果はイマイチみたいですね。
それを受けネトフリは新しい売上を作るために来年から広告事業に着手するそうです。
動画広告のようですが、もともとネトフリの代表は広告事業に否定的だったのにこれに踏み切ったので苦肉の策なんだと思います。
競合が増え競争が激化した市場で勝ち抜くのは至難の業です。
サービスが変わらなければ価格勝負にしかなりません。
一度価格競争になった価格が元に戻ることはありません。
基本的には右肩下がりのトレンドにしかなりません。
ですから、このパイを増やしても年々儲からなくなってきます。
こういった市場環境に突入しているビジネスには新商品、新事業が必要です。
これらを開発しなければ市場が悪くなる波に引きずられて自分達の業績もどんどん悪くなってしまいます。
税理士業界はいまこの過渡期で、これに気づいた事務所は新商品、新事業を作るのにリソースをかけています。
税理士業界は9割の事務所がここにマーケティング上の課題があるので、これを形にすれば業績が一気にブレイクスルーするでしょう。
ですから、このメルマガを読んでいるあなたにもぜひ新商品、新事業を検討していただきたいと思いますが、検討する上で次の2つのことに気を付けてください。
1つ目は既存客に売れるものにすることです。
新商品や新事業で新規客を集めるのではなく、顧問先に対して売れるものにしましょう。
税理士事業の課題は新商品だとお伝えしましたが、もっと詳しく言うと顧問先の顧問料単価を高めることができる商品が必要なので、顧問先に売れるという観点を忘れないでください。
2つ目は単価の高い商品にしましょう。
いま税理士業界は顧問料単価が低いせいで様々な弊害が起きています。
単価が低いのに仕事量は多く利益が減っていたり、単価が低いため利益が少なく採用や入れ替えたいと考えているシステムに投資できなくて労働環境が悪化していたりと…
他にもいろんな話を聞きますが、どれも単価の低さが原因になっていて、単価が高ければ解決できることばかりです。
ですから、単価を高められる商品が必要なんです。
その時に今の税務顧問料とさほど変わらない価格ではなく桁が変わるような価格帯の商品にしましょう。
さほど価格が変わらないのであれば、わざわざ新商品を開発する必要はありません。
価格が大きく変わる高額商品だからこそ意味があるので、1つ売れればかなり儲かる、、、そんな商品を作りましょう。
繰り返しになりますが、桁を変える!ということを意識してください。
以上、新商品、新事業を検討する上での注意点を紹介しました。
ぜひ参考にしてください。
ー高名一成
PS.
今後の励みになるのでメルマガの感想や質問をいただけないでしょうか?
面白い質問は今後のテーマにさせていただきます!
↓
https://huow7d66xif.typeform.com/to/Z7Z46eHJ