from 福元友則
5月16日に2024年1~3月期四半期別GDP速報が出ました。
この速報によると、四半期別の実質成長率で民間需要は昨対比で2%減少する見通しとなっています。
特に中小企業においては少し厳しい局面を迎えたか、もしくはもうすでに迎えているところはこの状況が続くかもしれません。
中小企業を取り巻く環境は厳しいものになってしまうかもしれません。
もし不況がやってきてもビジネスは続けなければいけません。
そのためにもまずはリスクを認識し、リスクを管理するようにしましょう。
何が起きたらどうなるのか、
どこまでなら耐えれるのか、
などリスクに関してきちんとシミュレーションしておきましょう。
予想外のことと予想していたことでは対応が変わってきますので。
また不況時に何をするべきか、何を優先するべきかについて紹介します。
まず1つ目は、冬支度をすること。
もうすぐ冬がやってくるとなれば、冬支度をしますよね。
衣替えもそうですし、車のタイヤを変えるなんてのもそうでしょう。
暖房器具の準備もありますし、食料を保存するなんてのもあるかもしれません。
こういったことのビジネス版をしましょうということ。
実際に冬が来てからやるのではなく、冬が来る前にやりましょう。
冬に何が重要なのかというと、まずはキャッシュです。
手元資金を確認し、できるだけ増やしておきましょう。
次にマーケティングをきちんと見直しましょう。
特に既存客との関係の強化を心掛けましょう。
2つ目は、優良客を獲得、育成するです。
冬には新規のお客さんや新しい取引を獲得するのが難しくなりがちです。
ですから、新規依存のビジネスは傾きやすい傾向にあります。
一方、既存客を大切にしているビジネスは安定している傾向にあります。
そしてそんな時でも成長するビジネスは優良客がいて、優良客を育成できる傾向にあります。
いまから優良客づくりチャレンジしていきましょう。
B2Bの場合だと、いかにお客さんを儲けさせれるかが鍵です。
3つ目は、多様化です。
自分のビジネスのあらゆる面で多様化を心がけましょう。
お客さんの種類、集客のやり方、商品、担当者などなんでもそうですが。
あらゆる面で多様化を意識しましょう。
いつ何が止まってしまうかもわからないからです。
以上、3点意識して顧問先にアドバイスしてください。
そして先生の事務所の経営の参考にしてください。
PS.
今後の励みになるのでメルマガの感想や質問をいただけないでしょうか?
面白い質問は今後のテーマにさせていただきます!
↓
https://huow7d66xif.typeform.com/to/Z7Z46eHJ