From:福元友則
最近、リピートについての相談をよく受けます。
特に高額商品のリピートってどうするの?とういう質問が多いのですが、その答えは
ビジネスモデルの見直しをすることです。
そんなことを改めて思う体験をしたので紹介します。
先日、ランチしながら期日前投票をしに渋谷区役所に行ってきました。
最近全く晴れないのでいつも傘を持ち歩いているのですが、天気予報を見ると珍しく
雨マークがない!
とういうことで、重くなる傘は置いておいてぷらっと出かけてしまいました。
食事をして店を出ると、通りを歩いている人が傘をさしていました。
折りたたみ傘を持って来るんだったなと思いながら、雨が降る予報じゃないからすぐやむだろうと区役所に移動しました。
で、投票して出口調査に答えているとどんどん雨脚が強まってきます。
こまったなと雨宿りしている時に、ふと周りを見ると傘のシェアリングサービスがあるのに気づきました。
アイカサというサービスなのですが、1日70円で使用できる傘をレンタルできました。
レンタルするのもかんたんで、LINEでアイカサのアカウントを友達追加して、設置してあるところにあるQRコードを読み取って、LINEpayなどで決済するだけ。
すると傘のロックを解除するパスワードが送られてくるので、ロック解除して使用できます。
しかも返却は借りたところに返さなくてもOK。
レンタルスポットであればどこに返却してもいいみたいです。
返す時も、スポットに設置されているQRコードを読み取って終わり。
しかも同日であれば、何度レンタルしてもOKみたいです。
こういうサービスが出てくると、商売の流れが変わってしまいます。
もう急な雨の時にあわてて傘を買う必要もなくなりました。
傘は消耗品とはいえ、持ってたらそんなに買うわけでもない商品です。
ですが、レンタルサービス化することでリピート商品に変えることができるという例です。
またスポットを色んなお店に設置することで、お店の集客手段としても活用されていくかもしれません。
このように最近は、どんどんレンタル化が進んでいます。
(車しかり、時計しかり、自転車の例を以前紹介しましたし)
サブスクリプション化に各企業が躍起になっている印象です。
1度売って終わりの不安定なビジネスより、継続的に売上がたつ安定したビジネスモデル
の方が投資計画がたてやすいということからどんどん移行が進んでいっています。
ぜひ顧問先さんにもサブスク化、シェアしてあげてください!
ー福元友則