From:高名一成
先日「大阪、兵庫、京都」の緊急事態宣言が解除されました。
残るは「東京、埼玉、千葉、神奈川、北海道」です。
25日には解除されるという報道があります。
解除されたとしても、感染リスクが無くなったわけではありません。
なので、引き続き緊張感をもった生活を続ける必要があります。
政府は解除後もテレワークを続けてほしいと言っていますしね。
実際には、その要請とは関係無くテレワークのメリットを感じてこのまま継続する企業はかなりあるでしょう。
例えば、アメリカのTwitter社では希望する人には今後もテレワークを認めると言っています。
日本だと大和証券グループもテレワークを継続することに決めました。
このようにテレワークが一般的になり仕事はどんどんオンライン化されます。
その時は今までと同じ仕事のやり方ではいけません。
オンラインにはオンラインならではの仕事のやり方があるので、それを身につける必要があります。
オンラインで働く時に一番最初に身につけるべき重要なスキルは「テキストコミュニケーション」です。
これは、その名の通り文章でコミュニケーションを取ることです。
これまでのコミュニケーションの主な取り方は対面や電話でしたよね。
メールやSNSを使って文章でコミュニケーションを取ることもあったと思いますが、ベースは対面や電話で文章はそれを補完するだけのものでした。
でも、これからは違います。
なぜなら、オンラインでは文章でのコミュニケーションがベースになってくるからです。
上司への報告、部下への指示出し、お客さんへの連絡、全て文章がベースになります。
そうなると当然文章を使って営業をすることも出てきます。(文章で営業するのは僕たちの業界では一般的なことです)
今まで以上に文章に気を配らなければいけません。そうしないと、伝えたいことがきちんと伝わらなくなります。
指示したことを間違えて解釈されミスにつながることもあるでしょう。
分かりづらい文章が原因で顧問先と揉め事が起きる可能性もあるでしょう。
そうならないために相手にきちんと伝わる文章を書く必要があります。
伝わる文章を書くファーストステップは「読みやすさ」を意識した文章を書くことです。
そこで、今日は読みやすい文章を書く時のポイントを3つ紹介します。
ポイント① 1文を短く
1つ目は1文を短くすることです。
1文が長いと文章の意図が分かりづらくなり、何度も読み返さなければ理解できない文章になってしまいます。
1文が長くなる一番の理由は伝えたいことを整理できていないことです。
整理してから書かずに思いつくがままに書くと大抵こうなります。
まずは、伝えたいことをきちんと整理しましょう。
その上で余計な単語や接続詞をできるだけ削除して短文にします。
短文にすることで読み手はテンポよく読むことができるので、読み手にとって読みやすい文章になります。
ポイント② 改行は多めに
2つ目は改行を多めにしましょう。
改行の少ない文章は読みづらくて仕方ありません。
改行が無く、何行もずらーっと書かれている文章は見た瞬間にイヤになり、読み手の読む意欲をうばいます。
句読点で改行をするなどしてください。
このブログで書かれている文章でも改行は少ないくらいです。(システムの都合上、そうせざるをえなくて、、、)
ポイント③ ひらがな、カタカナ、漢字、数字、アルファベットのバランス
3つ目は「ひらがな、カタカナ、漢字、数字、アルファベット」をバランスよく使うことです。
この文字の種類をバランスよく使うことで読みやすい文章になります。
今はPCやスマホの変換機能を使えば、たいていの文字は漢字に変換できますよね。
でも、漢字だらけの文章は読みづらいです。
見た目的にも堅苦しい印象を与えて読む意欲を奪ってしまいます。
なので、漢字で書ける文字をあえて「ひらがな、カタカナ」で書いたり、「五」を「5」と書くことで柔らかい文章になります。
以上、3つのポイントを紹介しました。
これからはテキストコミュニケーションが重要な時代です。
まずは「読みやすさ」を配慮した文章を書いてコミュニケーションを取っていきましょう!
ー高名一成