from 福元友則
「本当の幸せとは多くの場合、将来に向けて今苦労しておくことである。」
人は痛みを避け、快楽を追求するようにできています。
問題を解決することで目的を達成するということです。
ところが、痛みを避けるための手段として、問題を先送りする人もいます。
どちらかというとこちらの方が多いかもしれません。
刹那的な快楽は、苦悩の源になりかねません。
困難や痛み、苦しみを受け入れることが、成長へと続く道なのです。
誘惑を我慢するのは簡単ではありません。
新しいことをやると、なかなかうまくできなくて
フラストレーションを感じることもあります。
なかなか結果が出ないことに不満を感じるかもしれません。
恥をかくこともあるでしょう。
本当にうまくいくのかと不安を感じるかもしれません。
こうしたことを感じているその瞬間はとても嫌なものです。
こんな思いをするんだったら、もうやめよう。
こう思う人もたくさんいます。
そして本当にやめていってしまう人もたくさんいらっしゃいます。
ですが、これらの感情を経験することが
後に成功するために不可欠だとしたらどうでしょう?
成功のフラグがたったと思えたらどうでしょう?
人はこうした経験を通してのみ、進化することができます。
ベストセラー作家のジャック・キャンフィールドはこう言ってます。
「あなたが求めているものはすべて、恐れの対岸にある」
もし何かを求めるならば、恐れを引き受けなければいけません。
恐怖に勝たなければいけません。
痛みを抱くことへの恐怖に負けて、やめてしまうことは簡単です。
しかし、それでは成功には近づけません。
遠ざかる一方です。
これは経営においてもそうですし、営業においても同様です。
新しく何かをはじめる時には特に当てはまることでしょう。
そんな時、今回の話を思い出してはを食いしばってください。
今頑張らないと2025年に向けて世の中が一変していく中で、
時代の変化の渦にのみこまれてしまいますので。