From:高名一成
昨日は、横須賀で開催していた商売繁盛の会(全6回で売上アップの方法を学ぶ勉強会)の最終回でした。この勉強会は税理士事務所が顧問先に向けて開催する勉強会で第1期開催の今回は20人前後の方が売上アップの方法を熱心に学んでいました。
さらに、学ぶだけではなく、学んだことを行動にうつしている方が多く、新規客が前年の2倍になったり、前年より売上がだいぶ増えたという方が何人もいました。
横須賀では第2期の開催企画が進んでいますし、夏からは茨木県でも開催することが決まっています。
この勉強会がいいのは、顧問先にとって勉強になるだけでなく、事務所の職員さんにとっても勉強になることです。顧問先と一緒に参加すれば、所内研修にもなるので一石二鳥です。
そのおかげで、参加した顧問先へは実践のフォローをすることでコンサル案件になりますし、参加しなかった顧問先には学んだことでアドバイスできるようになります。
税理士事務所は勉強会を開催することをオススメします。お客さんとの関わりを深めるため、営業のために重要なプラットフォームになるからです。
セミナーだと、その日だけの接点になってしまうので関係性を深めるのには限界があります。営業のチャンスも1回しかありません。
でも勉強会だと定期的に接点を持てるので、関係性を深めながら営業をすることができます。
内容が良ければ、参加者が知り合いの社長を連れてくるなんてこともあるので、見込み客開拓にもなります。
勉強会をやっていれば、他の事務所との差別化要因になります。ウチの事務所は◯◯に関する勉強会をやっている事務所です。と自己紹介できるようになります。
勉強会には2つの種類があります。
1つ目は毎月1回、永続的に開催する会員制の勉強会です。2つ目は全6回というように回数が決まっている講座型です。
どちらの勉強会がいいのかについては、開催する目的によって変わってくるのでなんとも言えないところですが、はじめてやる場合は回数が決まっている講座型をやってください。
なぜなら、やりなれていないウチから会員制型をやってしまうと大変だからです。集客ができない、コンテンツを作り続けられない、マンネリ化する、という壁に必ずぶち当たります。
でも、一度はじめてしまったものを辞めるのはカンタンではありません。お客さんの信頼を失ってしまう可能性があるので、まずはじめは講座型をやってみるのがオススメです。
今年は勉強会を開催することを検討してみてください。コンサルの営業、お客さんとの関係性強化、新規顧問先獲得、職員教育がどんどん進むはずです。
ぜひ、勉強会をやっている税理士事務所になりましょう。
ー高名一成