from 福元友則
今年取り組まなければいけないことの1つにビジネスのオンライン化があります。
昨年から続くコロナ禍はビジネスの環境を激変させました。
そのおかげで一気に環境が10年分ぐらい変化したような感覚です。
本来であれば10年ぐらいかけて取り組めばいいものを1,2年でやらなければいけない。
そういう状況下におかれています。
もちろん環境に逆バリする作戦もあります。
ですが、逆バリした後にさらに成長する戦略を見つけるのはスモールビジネスでは難しい。
それなら今大変でも一気に環境に対応するべく頑張ったほうがリターンは大きくなります。
では、やるとしてビジネスのオンライン化でどこから手をつけるべきか?
まずは身近な業務から手をつけるという考え方もあります。
テレワークの導入を検討していたり段階的に導入していたりする先生が多いのではないでしょうか?
テレワークのメリットはたくさんありますが、デメリットもあります。
もっとも大きいデメリットは、仕事の停滞ですね。
職場で仕事をするのに比べて自宅で仕事をする場合、より自律していることを求められます。
職場は仕事をするのに最適化された環境です。
逆にいうと仕事以外のことをしようと思うとなかなか大変です。
ところが自宅はその逆です。
仕事以外のことをはじめる誘惑がすごいからです。
フリーランスの方とかで、仕事をしないと収入がないのにも関わらず仕事がなかなか進まないと言っています。
安定した給料が入る社員であれば、よりその傾向は強まるでしょう。
ですからそういった部分をどうケアするか?
1つには、仕事をはじめる前に儀式をするといいです。
これをやったら仕事だよと脳に信号を送るための行動です。
ストレッチをするという人もいますし、いつもと同じ時間に外に出るという人もいます。
まずはカフェに行って一仕事するという人もいます。
この行動を決まった時間にするように徹底することです。
朝礼を必ずやるとしているところもありますが、時間を固定してできるのであればかなり有効でしょう。
テレワークをすると、今まで以上にマネジメントをきちんとしないと仕事がどんどん遅れていってしまいます。
その場合、遅れている本人が悪いのではなくマネジメントの仕組みが悪いと思ってください。
本人の意思にまかせるだけでは誰がそうなってしまってもおかしくないものです。
テレワークを導入する際は気をつけるようにしてください。