From:高名一成
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回の年末年始は大型連休でしたね。僕は数えてみたらなんと10連休でした。
今までは長くても5連休とかしか経験したことが無かったので、今回が最長記録です。
毎日、何かしらの仕事はしたり企画を考えたりしていましたが、基本的にはゆっくりしたのでだいぶリフレッシュできました。(でも、なぜか最終日に腰を痛めて今もひきずっています・・・)
そして、これほどの大型連休を経験して思ったことは、何をするか計画していないと退屈だなということでした(笑)
あなたはいかがでしたか?
ゆっくりできましたか?
それとも忙しかった?
いずれにしろ、仕事もスタートしているはずなのでエンジン全開でがんばりましょう!
さて、あなたは今年どんな年にしたいですか?
コンサルを推進したいですか?それとも別のことをやりたいですか?
ぜひ、今年はコンサルに注力する年にしてください。
そこで、1年の初めにコンサルのメリットを確認していきましょう。
■メリット① 顧問先満足度の向上ができる
ある調査によると、顧問先が税理士を変更する時の理由は、約60%がサービス内容の不満でだそうです。
通常のサービス提供をきちんと出来ていないとしたら、それはもちろん改善しなくてはいけません。ですが、きちんと出来ているのにも関わらず不満がある様です。
中小企業の社長にとって経営の一番の相談相手は税理士です。自社の財務状態を全てを把握している税理士には、最大の信頼をおいていますし、毎月顔を合わすので、本来はコンサルの領域で解決するべきことも税務顧問料の範囲内で相談してしまっています。
でも、通常の税務顧問でその分野まで親身に相談にのって解決のお手伝いをすることは難しいはずです。
コンサル業務を提供している税理士事務所では、コンサル契約を交わすことによって、業績改善に対するお手伝いに踏み込むことが出来るので、結果的に顧問先の求めているサービスに近づくことができます。
契約に繋がらなくても、顧問先に業績改善をするためのサービスがあることを示すことが出来るので、満足度が下がることはありません。
実際にはコンサルをやることによって、コミュニケーションの改善や税務顧問だけでは出来ない話も出来る様になり、満足度は上がります。
■メリット② 客単価が増える
コンサルを提供することができると、1顧問先あたりの客単価が増えます。客単価が上がれば当然ですが、売上も利益も増えます。
実際には、利益は売上よりもっと増えることの方が多いです。なぜなら、客単価が50%増えて、売上が50%増えたとしても、家賃や人件費などの固定費はそれに比例して大きく増えることはありません。
そして、利益が増えれば、そのコンサルの専門性を高めるための投資ができたり、優秀な人材を雇うための投資に回すこともできます。結果として顧問先にはより良いサービス提供をすることが可能になります。
■メリット③ 顧問先の質がよくなる
少し言い方は悪いかもしれませんが、コンサル業務をやると「客層」が良くなります。つまり、いい顧問先が増えるということです。これは実益のメリットよりも、心理的に大きなメリットがあります。
僕たちもそうですし、実際にコンサル業務をやられている方から話をうかがっても、皆、同じことを言います。
理由としては、客単価が増えたから。これはどんな業界でも同じですが、お金を多く支払ってくれるお客さんの方が「いいお客さん」です。
そういった方からはクレームはほとんどなく、商品・サービスへの満足度が高い傾向にあります。さらに、個人的につきあっていても価値観が似ていて話が合うケースが多いんです。
特にコンサルだと毎月お客さんと会って、会社の経営のことや、時には個人的な話もすると思うので、より親密になります。
実際にコンサルをやっている税理士事務所は、こういった顧問先から、新規の紹介をいただくことが多い様です。
お客さんとこういった状態になったら、仕事が楽しくてしょうがないですよね。
ここでは、3つメリットをあげましたが、これだけでもコンサル業務をやる価値はおおいにあるのでは無いでしょうか?
僕は個人的には、自分のお客さんが困っていたら助けてあげたいですし、もっと深く関わりながら仕事をしたいと思っています。
そのきっかけがコンサル業務になり、今後の事務所経営において必要なことだとしたらやらない理由はありません。
何もやらなければ状態は変わらないままですが、やれば顧問先にとっても事務所にとっても大きなメリットがあります。
2019年はそんなコンサルに注力できる年にしましょう!
ー高名一成